ここ2年ほどユニクロのブロックテックウォームイージーパンツが手放せません。ユニクロの暖パンシリーズの中でも屈指の性能を誇るこのボトムス。一度穿くと冬はこればかりになる理由がわかりますよ!
ブロックテックウォームイージーパンツが最高に暖かい理由
それでは早速ブロックテックウォームイージーパンツを紹介してきます。
表地と裏地の間に防風シートを挟んだ3層構造
冬にこんな経験したことないですか?「風がないと寒くないのに、風が吹くと耐えられないくらい寒い」
服を着込んでいると単純に気温的には耐えられるのに、風が吹くと服を突き抜けて体温を奪ってきます。ブロックテックはまさにそんな状況を打破するためのアイテムと言えます。
ブロックテック最大の特徴は防風シート。このシートを一枚挟んだ層があるだけで暖かさが全然違います。防風シートが中に挟んであるおかげで風が吹いてきてもシートが防いでくれるから寒くなりにくいのです。
内側はフリースだから穿いた時から暖かい
内側はフリース生地になっているので穿いた時から暖かいし保温力も抜群です!
ただし一点弱点があって、フリースは汗の乾きが遅いです。汗を多くかく場合は乾ききらず汗の水分で体を冷やしてしまうことになります。そのため汗をたくさんかくシーンでは使えないということに気をつけてください。
伸縮性もあるから動きやすい
素材に伸縮性があるので動きやすいのが良い点です。スポーツでは汗の乾きが遅い問題があるので使えないですが、日常歩いたり自転車に乗ったりという体を動かす場面でも快適です。
レディースのみの仕様にになりますが裾に関してはジッパーがついています。後ほど解説しますがレディースは作りが細いのですが中がフリースなので少し穿きにくいです。なのでこのジッパーを開閉することで着脱しやすいようになっています。
極寒ではシームレスダウンとセットで使いたい
10月上旬にカナダのカナディアンロッキーに旅行した際、最低気温がマイナス13度という中々アグレッシブな気候でした。大体はプラスマイナス5℃くらい。山に囲まれていることもあり風も吹いていました。
そんな環境で欠かせなかったのが次の三点です。とりあえずこれさえ揃えてしまえば何とかなっていたので、日本の冬なら快適に過ごせるということがわかりました。
①今回紹介しているブロックテックウォームイージーパンツ
②ユニクロのシームレスダウンパーカ
③モンベルの高機能インナー ジオライン
マイナス15℃以下の雪国は僕も経験したことないのでよくわからないですが、日本のほとんどのエリアでは何とかなります!
もう一段階暖かいブロックテックパンツもある
ではマイナス15℃以下の雪国の人はどうしたら良いかというと、そんな方向けのボトムスも発売されています。
- メンズにはブロックテックエクストラウォームイージーパンツ+EC
- レディースにはブロックテックエクストラウォームイージーキルトパンツ+EC
厚みが増すのでとても着膨れするけど本当に寒い時はオシャレとかどうでもよくなりますよね笑 機能性の方が重要なので通常のブロックテックウォームイージーパンツで耐えられなかったら検討してみてください!
着太りしがちなブロックテックウォームイージーパンツを簡単に着こなす方法
暖かいけど少し着膨れしてしまうのがブロックテックウォームイージーパンツ。それを簡単に着こなす方法を紹介します。
3層構造という製品特性上膨らむ
そもそも3層構造という特性上どうしても生地が厚くなりがちです。ボトムスが膨れるとなんだか野暮ったい見た目になりがちです。実際ユニクロ公式の画像を見ても膨らんで足が長く見えないのがわかるかと思います。
この方はユニクロでよく見かけるモデルさんですがスタイルも非常に良い方です。でもそこまで足が長く見えないのはボトムスの影響が大きいです。
(出展:ユニクロ)
収縮色を選んでバランスをとる
膨らみがちなブロックテックウォームイージーパンツに関しては、細くみえる収縮色でバランスを取りましょう。具体的にはブラックとネイビーがオススメです。明るい色ほど膨張して見えるのでさらに膨らんでみえることになるので気をつけてください。
男でもレディースを選択肢に入れる
特にブロックテックウォームイージーパンツはメンズとレディースのシルエットが大きく異なります。レディースの方が作りが細身でシルエットが明らかに綺麗です。逆にメンズはゆったりしたサイズとも言えます。
(出展:ユニクロ)
最初はレディースの商品を選ぶことは抵抗あるのですが、一度利用してしっくりくると活用しないと損という気持ちが強くなります。スウェットパンツでもレディースのメリットを紹介しましたが食わず嫌いは勿体無いので是非一度試して欲しいと思います。
サイズに関してはメンズのワンサイズアップが目安になります。僕はメンズだとSを選ぶのですがレディースだとワンサイズ上げてMサイズが適正なサイズになります。ただサイズに関しては個人差もあるので試着してジャストなサイズを見つけてくださいね。
同じ暖パンカテゴリーのボアスウェットパンツと並べてみます。
- ブロックテックウォームイージーパンツ レディースM(左)
- ボアスウェットパンツ レディースM(左)
どちらも暖パンなので生地が厚めなのですがメンズと比べるとどちらも細く作られています。暖パンは暖かいけどシルエットが太くなってしまう…というメンズの方がいたら是非レディースを試してみてください。
ブロックテックは3年間で効果が切れる
最後に1つだけデメリットを紹介します。ブロックテックパーカなどもそうなのですが、このブロックテックは約3年で機能が劣化してしまうのです。
約3年で機能が劣化する
ブロックテック最大の特徴である防風シート。これが3年経過すると空気の水分と反応して少しずつ分解してしまいます。そうなると本来の防風という機能が衰えてしまい風が突き抜けるパンツになってしまいます。
しかも製品の特性上、製造されたタイミングからカウントダウンが始まっています。残念ながらこの現象はどれだけ大切に扱おうとも避けることができません。なのでこのブロックテックの高機能は3年が限界というのは念頭に置いて購入する必要があります。
3年持てば十分!今年のモデルをガシガシ使おう
ただ、割り切って考えるのであれば3年間も暖かい機能の恩恵を受けられると考えるのも一つかなと思います。あとボトムスは消耗が激しくなりがちなのでそもそも3年持てば十分かなという気もします。3年ちょっとあれば小学生6年生が高校入学できるくらいですし笑
製造から劣化のカウントダウンが始まっているため去年のモデルが多少安くなっても今年のモデルを購入することを強くオススメします。
多少のデメリットはあるものの、僕個人としては冬の寒さをしのげる機能性の高さを考えると安いものだと考えています。これから冬の本番です。是非ユニクロの暖パン最高峰であるブロックテックウォームイージーパンツを試してみてくださいね!
ではまたっ