「フリースって色んなブランドから出ているけど何が違うの?」
この記事を読めばそんな疑問が一瞬で解消します。
アウトドアブランドのモンベルとユニクロのフリースを比較しますが、それぞれいいところがあるので用途に合わせて選んでくださいね!
フリースってこんな素材
知っている人も多いと思いますが、フリースの素材についてサクッと解説します。
フリースは軽くて暖かいのが特徴
特徴は軽いのに暖かいことがフリース最大の特徴です。
なぜ暖かいのか知る上で一番のポイントはモコモコした見た目。この起毛した繊維の間に空気が蓄えられます。
そしてその空気の層が外気をシャットアウトするから衣類の中にしっかり熱を蓄えられるという仕組みです。
フリースは保温力があるけど風を通す素材
フリースは保温力はあるけど風を通す素材なので、風が強い日にアウターとして使うと意外と寒く感じることがあります。
風を通さないアウターとセットで使うとその真価を発揮します。
アウターで風をはじき返して、アウターの中ではフリースが暖かい空気をしっかり溜め込む。そんな使い方がフリースの効果を最大限発揮できるのです。
最近ではフリースに防風性のあるライナーを着けて一枚でその組み合わせを実現している服も多く登場しています。
カジュアル感が強いのでオフで重宝
そんな暖をとるために生まれてきた素材フリースですが、機能性を重視した素材のため見た目はカジュアル感が強くなります。
そのためビジネスなどオンの場面では使いにくいですが、一方でオフタイムにはリラックスした雰囲気のコーディネートを実現できます。
「休日は肩肘張らずリラックスして過ごしたい」そんな方にピッタリの素材です。
ユニクロのフリースを徹底解説。コスパの高さが異常
まずはみんなの味方ユニクロのフリースから見ていきましょう。
ユニクロのフリースは暖かい
まずユニクロのフリースは全て暖かいです。
高い保温機能があるため暖かい冬を過ごしたいと考えている人にはまず一着買って間違いないアイテムです。
暖かさの秘密は長い毛足。毛足が長いとモコモコして暖かくなるのです。
ユニクロのフリースは全体的にモコモコ感があり暖かい傾向があります。
ユニクロはカラーバリエーションが豊富
ユニクロのメリットはカラーバリエーション。自分のお気に入りカラーを選べます。例えば我が家で愛用中のシルキーフリースジャケットだけでもなんと7色展開です。
使い回しやすいのは落ち着いた色ですが、部屋着やちょっとしたアウトドアで使うことを考えるならもっとカラフルな色や柄を選べるのも楽しくていいですね!
さすがユニクロ!圧倒的なコストパフォーマンス
ユニクロのフリースはたったの1,990円(税込)から購入可能です。期間限定価格だと1,490円になったりもします。
防風アウターファーリーフリースフルジップパーカなど防風性を高めて、アウターとしても使えるものでも3,990円(税込)ですから価格の面では圧倒的に安いと言えます。
色・柄のバリエーションが豊富すぎてどれにするか悩むこと間違いなしです。
個人的にはファーリーフリースフルジップジャケットの触り心地が好きなので迷ったらこれで一緒にモコモコしましょう!
ユニクロのフリースは部屋着やアウター用途に優れている
ユニクロのフリースは部屋着に最適です。
特にサイズ感もゆったり気味なのでリラックスしたいタイミングで着用しやすいです。
- 保温力の高さは間違いない
- 少しゆったりとしたサイズ感
- ルームウェア、ブランケット、スリッパ、ネックウォーマーなどもラインナップ
僕はルームウェア、ブランケット、スリッパ、ネックウォーマーなど関連グッズも愛用していますが部屋で使うものに関してはとにかく暖かくて便利です。
フリースジャケット、ルームウェア、ブランケット、スリッパ全部使っています。ユニクロに侵食されていますね笑
一方ネックウォーマーなどアクティブなシーンで使うアイテムに関してはあまり良くないです。
なぜなら運動時は汗をかくことが多く、その状況ではユニクロのフリースネックウォーマーは暑すぎます。汗の乾きも早くはないので逆に汗冷えしてしまいます。
昔は自転車に乗るとき使っていましたが、今はアディダスなどスポーツブランドのものを着用しています。
なのでユニクロのフリースは部屋着または汗をかかない外出時などでの利用がオススメです。
モンベルのフリースを徹底解説。機能性がこれだけ違う
さて、それではアウトドアブランド「モンベル」のフリースについて説明していきたいと思います。
果たしてユニクロとどんな差があるのでしょうか?
モンベルは用途によってフリース素材が選べる
モンベルの大きな特徴としてフリース素材の種類が多く、用途ごとに選ぶことができます。
例えば夏の登山で使うフリースと冬の登山で使うフリースが同じ保温力では困りますよね。
夏ちょっと体温調整したいのに暖かすぎるフリースだと汗だくだし、冬しっかり保温したいのに薄いフリースだと凍えてしょうがないです。
そのためアウトドアブランドではシーンに合わせて使える様にフリースだけでもこれだけ沢山の素材をラインナップしています。
これに加えて防風性を追加したモデルも存在しているので、「フリース屋さんですか?」といえるほど豊富です。
- 薄手のシャミース
- やや薄手のクリマプラス100
- 中厚手のクリマプラス200
- 軽くて温かいクリマエア
- 天然素材を編み込んだクリマウール
参考までにユニクロのフリースはクリマプラス100と同じくらいの暖かさですが、少しだけユニクロの方が暖かいです。
こちらの記事でクリマプラス100 アウタージャケットを紹介しているので合わせて読んで見てください。
今回画像で紹介するのはクリマエア ベスト
今回紹介するのはクリマエアのベストです。クリマエアはモンベルのフリースの中でも保温力が高く、しかも軽量なのが特徴です。用途としては寒い季節向けのアイテムになります。
ベストはアウターの中に着込んだ時でも体を動かしやすいです。アウトドアでも使えて日常でも気軽に使えるのがメリットですね。
見た目はシンプルです。モンベルのロゴと、一部素材が異なるのがちょっとしたアクセントになっています。
モンベルはより軽くてコンパクトに収納できる
モンベルのフリースの大きなメリットは軽くてコンパクトに収納できる点です。
アウトドアシーンを考えると簡単に脱いだり着たり体温調整できる必要があります。だから軽くて持ち運びがしやすいことはとても重要です。
もちろんアウトドアに限らず日常でも軽いのは便利で、ちょっとしたときパッと羽織れるから重宝しています。
細身でアウターの中に着込みやすい
アウトドアではフリースは中に着込むウェアです。熱を極力逃さない様、体に密着させるため細身の作りになっています。脇部分は伸縮性の高い素材が使われており体にフィットします。
そして伸縮性の高い素材を使うことで、細身だけど動きやすいというのもモンベルのフリースならではの特徴です。
モンベルは汗をかいても蒸れにくい
汗をかいて放出できずにいると汗冷えしてどんどん寒くなってきます。そうならないために蒸れを放出しやすい素材を使っています。これはアウトドアブランドならではの強みですね。
ポケットもメッシュ素材で通気性を重視しています。
モンベルは保温力ももちろん高い
暖かいのはもちろんです。ただユニクロのフリースと比べて暖かいかと言われるとそうでもないです。正直ちょっと暖かいくらいです。
ただ軽さを考慮して同じ重さで暖かさを比較するとモンベルが圧倒的に優位になります。
他にも細かい作りが全然違います。例えばこの一枚の画像。
首に接する場所はあえて素材を変えることで首をより快適にしたり、ジッパーを一番上まで上げてもアゴに当たらない様に返しがついていたり細かい作り込みはさすがの一言ですね。
色によっては使いにくいが、黒は街着にも使いやすい
黒に関しては画像の通り単色のため合わせやすく街着でも使えちゃいます。ただ別の色に関しては色の切り替えが目立ったり、カラフルでコーディネートが難しいものが多いです。
なので何にでも合わせやすい黒が圧倒的にオススメです。いつものコーディネートに羽織るだけで思った以上に馴染みますよ!
(余談)ペアルックも可愛い
メンズとレディースで同じデザインのウェアがあります。あえてお揃いで購入してちょっとしたペアルックにするのもアリです。
モンベルロゴの色が違うのがちょっとしたアクセント。青がメンズで、赤がレディースです。
モンベルはアウトドアブランドの中で安い方
最後に価格について触れておきます。今回紹介したモンベルのクリマエア ベストは7,590円(税込)です。
袖のあるクリマエア ジャケットだと9,460円(税込)です。クリマエアはモンベルの中では高価な方で、素材によって価格も変わってきます。
- シャミース ジャケット 5,830円(税込)
- クリマプラス 100 ジャケット 6,160円(税込)
- クリマプラス 200 ジャケット 8,250円(税込)
- クリマエア ジャケット 9,460円(税込)
ユニクロを見た後だと高く感じますが、これはアウトドアブランドの中ではかなり安い価格設定です。ユニクロが安すぎるだけです笑
【まとめ】ユニクロ&モンベルのフリースの違いを徹底比較!選び方が一目瞭然
それでは最後に今回の主題でもある、ユニクロとモンベルの違い簡単にまとめます。
フリースの選び方はユニクロは価格重視、モンベルは機能重視
基本的にユニクロのフリースでも日常を満足に過ごすことはできます。しかも超絶コストパフォーマンスを誇ります。
ただ少しアクティブなシーンで使うときは暑すぎる側面もあります。
その点モンベルであれば蒸れを逃す機能を備えていたり、より軽かったり機能面に優れます。
あとは価格はどうしても上がるので、そこはお財布との相談かなと思います!
- ユニクロとモンベルのフリースは同じくらい暖かい
- ユニクロもモンベルもカラーバリエーションが豊富
- ユニクロ最大の特徴は1,990円(税込)という圧倒的なコストパフォーマンス
- ユニクロはどのモデルも暖かい作り
- モンベルは暖かさを抑えたモデルもラインナップ
- モンベルは汗をかいても蒸れにくい機能を備えている
- モンベルは同じ暖かさならより軽くてコンパクト
アクティブなシーンで使う想定なら迷うことなくモンベルにすべき
ポイントは価格ですが、モンベルのフリースに投資する価値は充分にあります。
特に汗をかくような利用シーンが想定されるなら、絶対的にモンベルをオススメします。
是非アウトドアブランドの機能性の違いを体感してみてください!
ユニクロとモンベルのフリースの違いはいかがでしたか?
同じフリースという素材でも日常着に強いユニクロと、アウトドアに強いモンベルではこんなに特徴が違います。
特徴を把握した上であなたの用途に合わせて選んでくださいね。寒い季節でもフリースでぬくぬく温まりましょう!
ではまたっ