先日仕事で偽物のロレックスを着けている人がいて驚愕しました。特にビジネスの場で偽物の時計を着けている人がいると考えたこともなかったので本当ビックリ。せっかくなのでコピー品を所有するデメリットをまとめました。
事の発端
こんなやりとりがあってビジネスでコピー品の時計を着けている人がいることがわかりました。
香港製のロレックス?
相手をニセ太とします。ニセ太は仕事で付き合いのあるアラサー。知り合ったばかりなので共通の話題がないかなと思って時計の話題を振ってみました。
ピヨ太
「サブマリーナーのブレスにポリッシュかけたんですね。スポーティーな感じで珍しいですね!時計お好きなんですか?」
ニセ太
「。。。これ香港製なんですよ(ニッコリ」
ピヨ太
(ん?スイスじゃなくて?あ、ロレックス最近製造を香港に移管したのか)
(ってなるかーい!偽物かい!!)
「なるほど笑」
僕としては時計好きな人かと期待して話題を振ったら偽物だったのでガッカリな気分で一杯でした。しかもビジネスの場でコピー品を堂々と使っている人に遭遇したのは初めてだったから結構な驚きもありました。
同じ時計ということにイラッ!
その時点で時計愛好家の僕は「ニセ太とは絶対に仲良くなれない」と感じました。
偽物のロレックスにはそれだけのインパクトがありました。何より自分が愛する時計のコピーですから自然とイラっとしたのを覚えています。
高級ブランドの偽物を持つデメリット
ここからはニセ太に向けて言いたかったデメリットをまとめています笑
ほ、ほら仕事関係は角を立てたくないから言いたいことも言えないじゃないですか(ポイズン
コピー品を平気で使っている人がいるので、「悪いことだとは知っているけどファッションとして楽しんでいるだけだから大丈夫!」みたいに思っている人もいるのかな?と考えたりしますがコピー品ってそもそも犯罪行為です。でもそれ以外にもデメリットがたくさんあります。
見る人が見たらわかる
僕は歴代のロレックスを所有していたわけでもないのですがすぐ違和感を感じました。その時は偽物なんて発想がなかったので「3連バンドの真ん中だけポリッシュかけるなんて時計好きに違い無い」とか浮かれていたわけですが笑
ただ今となってはポリッシュ部分も違和感だしケースの造りも全然違う。本来カクカクしている部分が丸みを帯びていたり注意して見ると違いがたくさんあることがわかりました。
要は「コピー品は普通にバレる」可能性が高いということです。
バレた時のイメージダウン
バレると悲惨です。正直「この人ないな」という印象は鮮烈に残りました。その時点で信頼できる人からは程遠い人だなというレッテルを貼られてもしょうがないと思います。
ましてやビジネスの場でそんなことがあったら危険な香りがするから近づきたくないと思われてしまうかもしれません。
ブランドに価値を見出せなくなる
ブランドにはブランドたる理由があります。それだけ続く歴史や技術。そしてそれを購入して支えるファンがいます。普段はあまり意識しないけどブランドにはそういった背景があります。
個人的な意見ですが、高級ブランドで何か購入検討するとブランドについて少し詳しくなります。そういった過程も楽しくて愛着が湧いてきます。製品としても優れているのはもちろん前提ですが、そういった過程も含めてブランドの価値なのだと思います。
でもコピー品の購入はそういった過程やブランドの背景を踏みにじる行為です。ブランドへのリスペクトがなくなり価値を感じることができなくなってしまいます。それはとてももったいないことだなと僕は感じます。
善悪の感覚が麻痺してしまう
最初に紹介した香港製ロレックスの彼は、日常的に着けている時点で既に善悪の感覚が麻痺しています。しかも数多くのデメリットがあることにも意識がいかなくなってしまっているのでとっても危険です。
これから紹介しますが法律に触れる行為なので大きなリスクを伴っています。
ブランドのコピー品は犯罪行為
コピー品最大のデメリットはそれ自体が法律によって禁じられていることにあります。要はコピー品と知った上で購入することは犯罪に加担することと同義です。
ニセモノ時計は、ホンモノ時計が持つ商標権や意匠権などの知的財産権を無断で使用しています。権利として認められたこれらの知的財産権を無断で使用することは、他人の物を盗むことと同じように「犯罪行為」にあたります。ですから、ニセモノ時計は違法商品なのです。
(出展:日本時計協会)
それと海外で安く購入できるとか安易に考えるのもかなり危険です。これだけのリスクがあるものを購入しようと考えない方が吉です。本当「このロレックス香港製なんですよ」とか言ってる場合じゃないです!
ニセモノ時計を海外で買ってきても、関税法第69条の11の規定により日本には持ち込めません。ニセモノ商品 は麻薬や拳銃などと同じように輸入してはならない貨物に該当しますので、税関で発見されると没収されることになります。また、ニセモノ時計 と知っていながら輸入しようとすると、罰せられることがあります。(関税法第109条 第2項には、(知的財産侵害物品を輸入したものは)「10年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」と規定されています。)
(出展:日本時計協会)
正直ホンモノを持っていてもメリットなんてたかが知れているので、わざわざコピー品に手をだす必要性なんてありません。
もし周りで偽物に手を染めようとしている人がいたら、これから紹介する提案をしてあげてください!
偽物を買うよりも良い選択肢たち
今はいい時代です。お金をかけなくても良い選択肢はたくさんあります。
今は安価で質の高い時計が増えている
オシャレと価格のバランスが圧倒的に優れているはknotかなと思います。ミニマルなデザインで品良く使うことができます。バンドを簡単に交換できるから好きなデザインでオンオフ切り替えて楽しむことができます。
しかもこの価格で高級時計にしか搭載されないサファイアクリスタルガラスを標準装備。圧倒的にコストパフォーマンスに優れた日本のブランドです。
もしもう少しお金を出せるのであればオリエントスターがオススメです。こちらは機械式時計の入門機として最適です。デザインも良いし長く使えます。オリエントスターも日本のブランドです。
高級時計を貸してくれるサービス「KARITOKE」
買うと高いからとりあえず借りてみては?ということが簡単にできるのがKARITOKEというサービス。良く知られる高級時計を1ヶ月単位で借りることができちゃいます。
有名ブランドがずらりと並ぶので色々試せるのがいいですね!
話題性が欲しければパロディ時計もアリ
積極的にオススメはしませんがパロディ時計という選択肢もあります。
実際このフランク三浦は最近訴えられて話題になっていました。ただ「本家フランクミュラーと比べて明らかに区分できるクオリティだから勝訴」という限りなくグレーな白判定でした。でも裁判の結果白です!
偽物を選ぶよりこういうネタがある時計で話題性を見出した方が間違いなく良いと思います。
[フランク三浦]MIURA 零号機(旧) FM00K-BK 腕時計
ということで今回はかなり主観が入りましたがブランドのコピー品は、ダメ。ゼッタイ。という話でした!
ではまたっ