グランドセイコーの技術力はすごいんです!クォーツと機械式共に高い技術力を誇るだけではなく、スプリングドライブというセイコーだけが持つムーブメントもあります。グランドセイコーと一言でいってもどれを選ぶか考えこんでしまうこと間違いなしです!今回はそんなグランドセイコーのムーブメントの世界をご紹介します。
(出展:grand-seiko.jp)
グランドセイコー3つのムーブメント
グランドセイコーの凄いところは、3つもムーブメントがあるにも関わらず、どのムーブメントも最高水準の技術を備えているところです。1年使っても10秒とずれないクォーツ。かなり厳しい規格を満たす機械式。そしてセイコーだけが持つスプリングドライブ。
どれもすごいんです!普通の時計メーカーならどれか1つ持っているだけでも目玉な技術ですよ。それでは早速そんなムーブメントの世界を見ていきましょう!
圧倒的な制度を誇るクォーツ
(出展:grand-seiko.jp)
クォーツモデルに関しては、僕も1本所有しています。以前オススメ記事を書きましたので詳細はこちらの記事も覗いてみて下さいね!
クォーツの良い点を要約すると
- 年差±10秒の年差クォーツ
- グランドセイコーの中で最も安い
- ビジネス・フォーマルシーンで大活躍のサイズ感
- 特にビジネスシーンでは最強!(ピヨ太談)
といった非常に堅実で間違いのない時計です!
機械式も並ではないセイコーの情熱
多くの高級時計は機械式です。つまりライバルが非常に多いんです!そんな中グランドセイコーにキラリと光る特徴があるんです!
(出展:grand-seiko.jp)
グランドセイコースペシャル(GSS)規格
一般的に時計の精度を測るため、様々な規格が存在します。有名なのはスイスのクロノメーター規格です。平均日差±10~20秒という厳しい条件を満たした時計のみが認定されます。
ただ、セイコーはクロノメーターよりも厳しい規格を社内に設けています。特にグランドセイコースペシャル(GSS)規格の精度はものすごく、平均日差+4秒~-2秒というかなり厳しい条件になります。並べてみると圧倒的な精度差があることがわかりますね。
- クロノメーター 平均日差±10~20秒
- ランドセイコースペシャル(GSS)規格 平均日差+4秒~-2秒
メカニカルハイビート36000モデル
36000って何?って思いますよね?
多くの機械式時計は1秒間に6振動または8振動しています。そんな中、メカニカルハイビート36000モデルは、1秒間で10振動します。これは1時間で36,000振動することを意味し、36000という名称が使われています。
- 6振動だと、1時間で21,600振動
- 8振動だと、1時間で28,800振動
- 10振動だと、1時間で36,000振動
振動数が多いと何なの?ってなりますよね。それは振動数が多い方が時間のズレが起きにくくなるためです。ただ振動数を多くするとそれだけ耐久性を求められるため、技術力が必要になるんです。素材を変えたり、蓄積されたノウハウでそれをクリアした結果のメカニカルハイビート36000なんです!
セイコーだけが持つ技術スプリングドライブ
さて、やってきました!グランドセイコーのスプリングドライブです。グランドセイコーの購入を検討する時、一度は目にして驚きを感じるセイコーの独自技術です!
(出展:grand-seiko.jp)
スプリングドライブは「クォーツと機械式のハイブリッド」
一言でスプリングドライブを表現すると「クォーツと機械式のハイブリッド」です!
- 動力源は機械式のぜんまい
- 制御はクォーツの制御システム
そうなんです。機械式はどうしても時間がズレやすいという弱点を、だったら精度が高いクォーツのシステムを使って制御したら正確になるんじゃないの?という発想から生まれたのがスプリングドライブです!これによって、
- 電池のいらないクォーツ時計
- 精度が年差±10秒の機械式時計
というオリジナリティあふれるムーブメントをセイコーが作り上げました。やはり、クォーツ時計といえばセイコーです。そのセイコーだからこそできる独自のムーブメントがスプリングドライブなんです。日本の技術力を感じるにはとても最適な時計だと思います。
どうでしたか?グランドセイコーはどのムーブメントも非常に魅力的で購入検討時に迷うこと間違いないです。僕は既にクォーツを所有しているため、将来的にはスプリングドライブ?それともメカニカルハイビート?と妄想してニヤニヤしています笑
どれも間違いのない時計です。グランドセイコーを検討する時は一度すべての時計をみることをオススメします!ではまた!