【2021年版】Amazonと楽天で『買わないと損する』THE 神アイテムを公開

【要注意】値段が高い服を着ればオシャレ?誰もが陥りがちな罠とは

あなたは「値段の高い服を着ているとオシャレ」そんなファッションの罠にかかっていませんか?そう考える人って多いと思うんです。僕もそうだったからよくわかります。そんな実体験を元に解説していきます。

お金を手にした男性

値段の高さとオシャレは比例しない。こんな服の選び方は要注意

さて、戒めの意味も込めて僕の失敗談を語りたいと思います。

(ファミリー)セールで値段の高い服を買い漁っている

あなたはファミリーセールを知っていますか?アパレルブランドが家族やその友達限定で開催されるセールで何と7割引や8割引で服を買えるのです!そんな時にたくさん服を買い漁り、お得に服を買えてとっても満足していました。

ユニクロの値下げプライスタグ

でも言い方悪いけどセールって売れのこりだから服を選ぶ目が養われていないと地雷を掴む確率が高いです。使いやすいオーソドックスなアイテムはセールにならなかったりすぐ売り切れてしまいます。

値段が高かったり、素材が良いからオシャレと思考停止

ファミリーセールなら高い服も躊躇なく購入できます。あまり使わなさそうな服でも「定価は高いけど安くなっているからとりあえず買っておけばいっか!」となってしまい定価で服の良し悪しを判断するようになってしまいました。

確かに価格によって素材が良くなる傾向はあるのですが、残念ながらそれとオシャレは比例しません。当時の僕は全身のコーディネートにかけた金額が高ければオシャレだと本気で思っていました。

服のバリエーションが豊富だからオシャレ?

ファミリーセールで服を安く手に入れられる様になったことで、様々な種類の服を着ることが可能になりました。それこそ毎日違うコーディネートできるから、「色々な服を着こなせている俺カッコいい」的な勘違いを盛大にしていたわけです。

ユニクロ×JW ANDERSONコラボ ライトダウンジャケット

恥ずかしい!実に恥ずかしい!!

服の種類が多いとそれだけ組み合わせのパターンが増えて着こなしが難しくなります。厳選された服から選んだ方が安定感のあるコーディネートになります。

 

こんな感じで昔の僕は色々迷走していました。今でも自信を持って毎日オシャレだなんて言えないけど昔よりは大分改善されました。こんな服の選び方をしている人がいれば是非一度立ち止まって考えることをオススメします。

「値段の高い服やブランド服をたくさん持っていればオシャレと勘違いしていないか?」と。

 

オシャレは抽象的、素材や値段は具体的

そんな感じで僕はファッションの罠に引っかかりアパレルブランドの美味しい客になっていたわけです。でもこれは僕だけではなく多くの人に起こり得る問題だと思っています。

その理由について考察してみたいと思います。

オシャレは抽象的で正解がない

「そもそもオシャレって概念が抽象すぎると思いませんか?」

ユニクロのイージーアンクルパンツ

流行の移り変わりで前までカッコいいとされていた服が、古いと言われる。数年はあまり見ることはなかったけど、くるぶしを出すのが当たり前になったのは流行による影響です。

同じアイテムを着ていてもオシャレに見られる人もいれば、ダサいと見られる人もいる。

そんなオシャレというあやふやな基準はよくわからないから、わかりやすい正解を求めてしまう。それが抽象的と正反対「具体的な基準」です。

特に男にとって具体的な指標は魅力的

例えばこんな服の選び方をしていませんか?

  • 値段が高いから買う
  • 素材が良いから買う
  • ブランド名を知っているから買う
  • 機能性が高いから買う

この選び方の共通点は具体的な指標があるということです。こういった高い・低いが明確になっている基準は比較的論理的な男性からしたらわかりやすいもので好みやすい傾向にあります。例えば…

値段なら

高い方が高くて、安い方が安い。当たり前だけどとてもわかりやすい指標です。

素材なら

一般的に化学繊維よりウール、ウールよりカシミアの方が高級な素材です。

ブランドなら

ファストファッションよりもブランドの方が高価で良い素材のものを使っています。

機能性なら

ユニクロのヒートテックよりもアウトドアブランドであるモンベルのジオラインの方が機能性が高いです。

マウンテンパーカで考えてみる

例えばマウンテンパーカで考えてみましょう。

モンベルのゴアテックス搭載のストームクルーザー 19,500円(税別)

ユニクロのブロックテックパーカ 5,990円(税別)

 

モンベルのストームクルーザーは

超有名な防水透湿性素材のゴアテックスに加えて、GORE C-ニットバッカーテクノロジーという新しい素材を搭載。着心地が良くなり軽くなった本気のアウトドア向けのウェアです。マウンテンパーカの機能としては申し分ないでしょう。

ブロックテックパーカは

ゴアテックスのようなユニクロオリジナルの防水透湿性素材です。似た機能を持ちますが機能性、信頼性はゴアテックスの方が上です。でもこちらも日常使いなら十分すぎる機能性の高さがあります。

 

価格も機能性もモンベルのストームクルーザーの方が圧倒的に上です。でもモンベルのパーカを選ぶべきかというとオシャレ観点で言えばNOです。なぜならブロックテックパーカの方が色数も少なく大人っぽい印象でオシャレに着こなしやすいからです。

値段が高い、機能性が高いという具体的な指標を優先するとオシャレでない選択肢を選ぶ可能性が高まってしまうのです。要は値段と機能性はオシャレに直接関係しないということです。

 

値段とオシャレは比例しないことに気がつく大切さ

そんなドップリ危険な方向に進んでいた僕が無事方向転換できたのはユニクロのボトムスがきっかけでした。

ユニクロのボトムスに違和感を感じる

大昔、母から「ワゴンで安かったから買ったけどちょっと大きいから履けない」と言っていたレディースのボトムスをもらった時のことです。

レディースとかないなぁとか言いつつ穿けたのでもらったらかなり重宝するアイテムになりました。色は黒でテーパードがかかった今で言うジョガーパンツの様なボトムスでした。生地の質感は少し安っぽかったけど何に合わせてもしっくりくる魔法のパンツだったのです。

でも価格とオシャレは比例していると信じていた僕は思うわけです。

「あれ?おかしいな。ワゴンで1,000円で買ってきたらしい服が、定価10,000円以上する服よりも使い勝手が良いぞ?」と

ユニクロのボトムスが今までの考えかたに違和感を感じるきっかけになりました。

ユニクロでスキニージーンズが発売されて

大学の頃なにやらスキニージーンズがオシャレらしいという情報とユニクロでも発売されたということを聞きすぐさま買いに行きました。履いてみると確かになんだかオシャレに見える。

もらった黒いボトムスみたいにスタイルがよく見えるし何にでも合わせやすい。これは万能アイテムだ!とやたら感激したのを覚えています。

本当に使いやすい服を購入する方が良いのでは?と気がつく

そうやってファミリーセールで爆買いしつつ、もっと安い服の方がオシャレだという経験をすることによってふと気がついたんですよね。

「あれ?高い服だからオシャレってわけじゃないの?!」って笑

いや本当どれだけかかったことか。というか、当たり前ですよね!

でも結構この罠に陥っている人は多いと思います。ブランドもいいんだけど使いやすい服や似合う服を選ぶことの優先順位を上げた方が良い。でないと僕みたいにポールスミスを盲信してカーキのショートダッフルコート買って結局最後まで着こなせなかったりすることになります笑

※ポールスミスは今でも好きです!

そのころセレクトショップが救世主に

ファミリーセールみたいに訳がわからない安さになることはないけど使いやすいアイテムが並ぶセレクトショップの凄さを体感していました。セレクトショップへ頻繁に通う様になって、ようやく正しい服の買い方を学んだ気がします。アローズは神

「服は値段ではなく使い回ししやすいものを購入する方が幸せになれる」

ユナイテッドアローズのPコート ロゴ

もちろん値段が安すぎると見た目が明らかにチープなものも多いので一定のお金を払う必要はあるけどオシャレと価格は正比例しないことは間違いありません。

今はユニクロのクオリティも上がっているしそれで事足りる

今はユニクロのクオリティが高すぎるからそればっかりです。僕の記事を読んでもらえると分かると思うのですが本当ユニクロばっかりです笑

今はユニクロが6割くらいで他はセレクトショップや気になるブランドで都度購入しています。でもファミリーセールで爆買いしていた頃よりは確実にオシャレにはなっていると思います。とても遠回りしてやっとまともな道に着地した気がします。

ユニクロ柳井社長「消費者が賢くなっている」

「誰がアパレルを殺すのか」という本を読んでいたとき柳井社長が「消費者が賢くなっているから今までと同じ服の売り方は通用しない」といった内容のことを言っていました。

まさにその通りだなと感じています。昔はファッション雑誌や口コミが頼りだったけど、インターネットとスマートフォンの普及で誰もがオシャレになれる時代です。今はWEARを見ればファッション誌よりも実践的なスナップがたくさん載っているしどのブランドの服を選んでいるのかすぐにわかります。

広告主が売りたい服をたくさん掲載したファッション雑誌より、よっぽど活きた情報です。

最近は街に出るとオシャレな人が多くて、スマホで情報を上手く集めながら賢く服を購入しているんだろうなぁと感じます。

「あなたに似合う服」「着回しやすい服」を選ぼう!

もし昔の僕と同じ様な服を選ぶ基準を持っている人がいたら冷静に考えてみることをオススメします。「値段が高いこと」「素材が良いこと」「良く知られているブランドであること」といった観点で服を選んでもオシャレになるわけではないんです。

値段や素材以前に「あなたに似合って着回しやすい服」の方があらゆる面で絶対に得です。なので次回は「あなたに似合う服」「着回しやすい服」に焦点を当ててオススメの服を紹介したいと思います。

ではまたっ