今更ですがテイルズ オブ ヴェスペリアに映画版があると知って早速見てみました。かなり昔の作品だけどクオリティが高くて満足いく内容でした。テイルズファンなら観ないともったいないですよ!
完成度の高い作品!完全に映画のクオリティ
観る前は人気作品をとりあえず映画化してみた!くらいだと嫌だなぁと思ったけど杞憂に終わりました。名作です!
テイルズ オブ ヴェスペリア 〜 The First Strike 〜の概要
この作品はテイルズ オブ ヴェスペリア本編の数年前、ユーリが騎士団に所属している頃を描いています。魔物が増え続けている原因を解明するために騎士団が命がけで活躍する姿を描いたストーリーです。
テイルズ オブ ヴェスペリアの魅力が詰まっている
個人的に初めてのテイルズオブシリーズとしては最もオススメできるのがテイルズ オブ ヴェスペリアです。まさに王道のRPGとして万人が楽しめる作品です。
この映画はそんな作品の世界観を崩すことなく、主人公の過去を描くストーリーで本編同様とっても魅力的です。
本編をもう一度プレイしたくなる
ユーリとフレンどちらにも共感できることが多く、それぞれの「正義」を理解できます。そんなバックグラウンドを知ってから本編をプレイしたら絶対新しい気づきがあります。
二人の正義は違うけどお互い認めている部分もある。そんな正義が再び交わるとかテイルズ オブ ヴェスペリアはなんてアツい作品なんだ!と改めて思いますね。
テイルズ オブ ヴェスペリア 〜 The First Strike 〜のみどころ
ユーリとフレンそれぞれの「正義」がどうやって生まれたのかが最大のみどころになります。
ユーリとフレンの性格に難があったのがよく分かる
テイルズオブシリーズのキャラクター人気で1位を獲得するくらいの人気キャラクターのユーリ。そんな彼も昔は相当性格に難があります笑
- 圧倒的に自由人で組織のいうことを聞けないユーリ
- 逆に規律を重んじて極端に組織を重要視するフレン
まさに水と油です…とか書いていて思ったけど文章で書くといつも通りのユーリとフレンに感じちゃいますね。でも映画ではもっとひどいんですよ!笑
あれで二人とも丸くなったんだなぁというか、映画の出来事を通じて大人になっていったんだなぁ。
辛い経験をした二人が歩む先は?
ストーリーは基本的にシリアスな展開が多く、悲しいイベントもあります。でもそんな経験があったからこそ本編であれだけ魅力的な主人公が生まれたんだなというのもわかります。
時系列的にこの映画が終わってからそのまま本編につながっていくわけですが、その間もユーリとフレンは何を思って生活していたのかと考えると感慨深いです。
ラピードがやたら可愛い
それと幼いころのラピードがやたら可愛いんです。作品としては重めのストーリーでちょっと観ていて辛いシーンもあります。そんな本作品唯一の癒しといったも過言ではありません。
いや、過言ですね。リタとか双子姉妹とかいいキャラクターがいますからね。ぐへへ
こんな小さい頃にユーリとラピードの絆ができたんだなというのを知ることもできて、二人はやっぱり相棒なんだなってよくわかりました。イイハナシダナー
ちょっとだけ注意点
残念ながら少ない時間でこれだけ密なストーリーにしているため、どうしても登場できないキャラクターがいたりします。
登場していないキャラもいる
基本的にはユーリとフレンがメインの話です。そのため残念なことに登場しないキャラクターもたくさんいます。メインキャラクターで登場するのはこのメンバーだけ。下にいくほど出番が少ないキャラになります。
- ユーリ
- フレン
- リタ
- ラピード
- レイヴン
- エステル
個人的にはリタが出てきたからもうそれで満足でした。実際リタ好きな人も多いと思うからその辺ちゃんと需要を満たしてきたなgood job!とか一人でうなずいていました笑
ゲームをプレイしてからじゃないと楽しめない
正直ほとんどの人はゲームが楽しくて映画を見ていると思うので、そんなに気にする必要ないかなとは思いますが、この映画は先にゲームをプレイしないと楽しめません。内容がわからない部分が多かったり、ニヤニヤできるところもできなかったりするのでまだ未プレイなら絶対先にゲームをプレイしてください。
逆にすでにプレイしているファンなら絶対満足できる作品ですよ!
アニメをくっつけた様なクオリティだと嫌だなぁと思っていたのですが、全然そんなことなかったです。ストーリー展開、演出ともに映画の迫力そのものでした。大満足!でも映画を観てしまうと絶対ゲームをもう一周したくなるから気をつけてくださいね笑
ではまたっ