【2021年版】Amazonと楽天で『買わないと損する』THE 神アイテムを公開

【登山初心者マストバイ】ベースレイヤーをまずオススメする意味とは?

「登山用のウェアって結局何が重要なの?」この記事ではそんな悩みを解消します。

今回はウェアの中でも最重要とも言えるベースレイヤーについてわかりやすく解説していきます。

オススメアイテムもまとめていますので、是非チェックしてください!

ベースレイヤーとは?なぜ登山で重要なのか

アウトドアウェアを着る目的はいたってシンプル「暑くも寒くもない状態を維持すること」にあります。

アウトドアウェアの世界では機能の異なるウェアを重ね着することで、上手いこと暑くも寒くもない状態にすることがとても重要とされています。

そしてこれを「レイヤリング」と呼びます。

レイヤリングでは主にを次の3つのレイヤーに分けてウェアを考えることが多いです。

  • ベースレイヤー
  • ミッドレイヤー
  • アウターレイヤー

今回は3つのレイヤーの中のひとつであるベースレイヤーに焦点を当てて解説していきます。

レイヤー全体の話に関しては別記事で紹介していますので、こちらも併せてチェックしてください。

アウトドアウェアの『レイヤリング』って何だ?登山ウェア選びの基本のキ
アウトドアでよく耳にする「レイヤリング」という言葉。一言で説明すると「機能性のあるウェアを重ね着すること」です。一度理解しておくと今後のウェア選びが簡単になるから是非覚えておいてください。最初からわかりやすく解説していきます。

ベースレイヤーとは肌着のこと

ベースレイヤーとかちょっと通っぽい呼び方をしているけど、簡単に言えば「ベースレイヤーとは機能性のある肌着のこと」です。

機能としては「肌についた汗を素早く吸収して発散する」といったものになります。

アウトドアのウェアではそれだけ汗を上手く処理する能力が求められています。

なぜ汗を素早く吸収して発散させる必要があるかというと、汗で体が濡れたままだと「汗冷え」で体温を急速に奪われる危険があるからです。

ショートパンツを穿いている男性

人間の体は体温が上がると熱を抑えるために汗で体を冷やそうとしますが、汗が服に染み込み乾かないとずっと体を冷やす効果が発揮されてしまうのです。

だからこそ汗をうまいこと処理する機能を搭載している肌着ベースレイヤーが重要になります。

ベースレイヤーは地味だけど体温調整に関わるから超重要

特にベースレイヤーは季節に限らず汗をかくタイミングで効果を発揮します。

運動していれば人間は汗をかくため、実は絶えずベースレイヤーは効果を発揮しているのです。

夏暑いときはもちろん、冬寒い時でも汗をかきます。

いくら上等なアウターを着ていてもベースの汗処理がうまくできないと体温を失うことに繋がりかねません。

そのため肌に触れて体温調整してくれるベースレイヤーはウェアの中でも特に重要なのです。

 

ベースレイヤーの素材はウールか化学繊維の二択

ここまでベースレイヤーの必要性について説明してきましたが、ここからは選ぶべきベースレイヤーの素材を紹介します。

大前提としてベースレイヤーはウールか化学繊維の二択です。一般的によく見かける綿の服は汗の乾きが悪いので非推奨となります。

ウール素材ベースレイヤーの長所

天然素材のウールは保温性に優れます。加えて肌触りもよく天然の抗菌防臭効果もある高機能素材です。

速乾性という点では化学繊維に勝てないけど、濡れても冷たく感じにくい効果もありベースレイヤーとして非常に優秀です。

ウールというとセーターのイメージが強くて秋冬に着るものと考えている人は多いと思います。

もちろん秋冬に活躍しますが、実はウールは夏でも活躍する万能素材なのです。

アウトドアブランドからは薄手で高品質なウールシャツが販売されています。高価ですが是非試してほしい素材です。

ユニクロのエクストラファインメリノをアップで見る

化学繊維素材ベースレイヤーの長所

化学繊維は人工的に機能を高めてきた背景があり、速乾性や保温力など多くの機能を備えています。

汗を素早く乾かして生地全体に広げる能力の高さは特筆すべきものがあります。

汗だくになりながら山登りしていたはずなのにベースレイヤーはサラサラな状態をしっかり維持してくれます。

特にアウドドアウェアのベースレイヤーは速乾性の高さは他の素材では実現できないハイレベルなものです。

技術の進歩によって高い効果を得つつ、比較的安価である点もありがたいです。

モンベルのジオライン中厚手 生地の厚み

安価な化学繊維素材は登山には不向き

ここ数年ユニクロが「エアリズム」や「ヒートテック」といった機能性ウェアで大ヒットしています。

安価に高機能なウェアが手に入るような世界にしたことはユニクロさすが!といったところですが登山用としては機能が不十分です。

日常使いならエアリズムで快適ですが、アウトドアシーンでたくさん汗をかくと一瞬で機能差を体感することができます。

ヒートテックに関しても同様ですので、是非ベースレイヤーはアウトドアブランドのものを選んで欲しいと思います。

冬はモンベルのジオラインが最高!ユニクロのヒートテックは不十分?
ユニクロをこよなく愛している僕でもヒートテックに関してはあまりオススメできません。その代わりにモンベルのジオラインが最高すぎるので比較しならがオススメポイントを説明しようと思います。

登山初心者にオススメのベースレイヤー紹介

最後にオススメのベースレイヤーをご紹介します。

【アイスブレーカー】オアシス

メリノウール100%の上質なベースレイヤーです。

高価ですがベースレイヤーの重要性とウールの性能の高さをしっかりと体感できる逸品です。

【パタゴニア】 キャプリーンクールメリノ

こちらのモデルはウールと化学繊維のいいとこ取りをしたアイテムです。

パタゴニアはキャプリーンという化学繊維のベースレイヤーを展開しています。

その中でもメリノウールとのハイブリッド(メリノウール65%/ポリエステル35%)にして、両方の素材の良いところを取り込んでいます。

【モンベル】ジオライン

国産ブランドのモンベルは高機能でコストパフォーマンスに優れています。

夏用の薄手のものから、秋冬用の保温性を高めた厚手のものまで幅広いラインナップも魅力です。

ジオラインシリーズは一年を通してガッツリ愛用しています。

 

ベースレイヤーのイメージは湧きましたか?

ベースレイヤーは肌に直接触れているためとても重要なウェアです。

見えないので地味ですが登山の快適さを大幅に左右する可能性を秘めた隠れ主役みたいな存在です。

まだ体感したことがないなら是非一枚アウトドアブランドのウェアを手に入れてみてください。

きっとその性能の高さに驚くこと間違いなしです!

ではまたっ