ユニクロのウルトラライトダウン本当便利です。一度手を出すと手放せなくなる典型的アイテムです。インナーダウンとして使うことでお気に入りのジャケットやアウターの使える期間を長くすることだってできちゃうんです!
ユニクロのウルトラライトダウンは超便利
ほとんどの場面で使えるし暖かいし軽いし良いことばかり。ウルトラライトダウンが爆発的にヒットする理由がよく分かります。
どんな服装にでも合わせやすい
インナーダウンとして利用することを考えるとTシャツやYシャツにも合わせられるしニットの上に羽織るのも良いです。基本的にいつもの服にプラスアルファで着ることができるのでどんな服装にでも合わせることができます。
シルエットも適度にタイトな作りになっているのでジャケットやアウターの中に着込んでも着膨れしません。
あとポケットがあるのが地味に便利です。アウターを脱いだ時でもポケットに手をつっこめば暖かい!
しっかり暖かいウルトラライトダウン
ウルトラライトダウンは中綿に90%ダウンを使用しています。ダウンは空気を取り込みやすい性質があり、空気の層を作ることで外気を遮断して暖かくしているのです。
ウルトラライトダウンは性能面でも申し分なくフィルパワーが640もあります。フィルパワーとはダウンの質を表す単位です。軽くて暖かいダウンの指標としては550以上というのが一つの目安になりますがしっかり超えています。
フィルパワーとは、羽毛のかさ高性を示す単位のこと。ダウンに含まれる羽毛は1オンス(約28グラム)あたりの体積が大きければ大きいほど、良質であると判断されます。
フィルパワーが550以上あれば、次のことが期待できます。・軽くて温かい
フィルパワーの数値が高いと、同じ重さでも保温効果の高さが期待できます。
その理由は、羽毛が多くの空気を内包できることにあります。この空気が熱伝導率を低くしてくれるため、内側の熱が放出されにくく、温かく感じられるのです。・持ち運びできる
フィルパワーの数値が高いと、羽毛が少量でも温かなダウンを作ることができます。
少量の羽毛で作られたダウンジャケットは、折りたたんでカバンに収めるサイズにすることも可能。日夜の温度差が激しいときや、冬の登山にも最適です。(引用:デサント)
小粒みかん2個くらいの軽さ
そんな暖かいウルトラライトダウンですが、その名前の通りウルトラ軽いのはかなりのメリットです。あまりに軽いので実際に測ってみました。
なんとたったの178g!これどのくらい軽いかと言いますと手持ちの小粒のみかんが1個90gくらいだったので、小粒みかん2個分くらいの重さです。
付属ポーチに入れてコンパクトに持ち運べる
適当に丸めて付属のポーチに入れるだけで持ち運びが断然楽になります。重さはないので場所さえあれば大丈夫です。だいたいペットボトル2本分くらいのスペースですね。
付属のポーチは使っていない時は内ポケットに入れておくことができます。無くさないしいつでも使えて便利ですよ。
軽さと暖かさは正義です。ウルトラライトダウンひとつで日常生活が少し快適になるので一度味わうと手放せなくなりますよ!
ユニクロのウルトラライトダウンのデメリット
そんな便利なウルトラライトダウンにも残念ながらデメリットがあります。
普通の服と比べてダサい
もうこれに尽きます。どう考えたって「ウルトラライトダウン!カッコいい!」とはならないアイテムです。一歩間違えると簡単にダサい認定されてしまいます。これに関してはあとで解説しますが基本的には極力見えない様にするのが良いです。
登山には不向き
もともとインナーダウンはアウトドアブランドが強い分野。そのため体の動きやすさが違います。そして軽くて暖かいという機能性に関してもさらに突き詰められています。アウトドアブランドはもっと動きやすいし、もっと軽くて、もっと暖かい。だから登山用途ならアウトドアブランドがオススメです。
ただそんな本気な機能求めていないという人も多いかと思います。そもそもユニクロは日常着として作れています。そのため日常使いならユニクロで十分な機能性があります。
つまり日常着として考えた時「機能は十分だけど見た目をいかによく見せるか?」というのがウルトラライトダウン最大の課題になります。
ウルトラライトダウンをフル活用するためには?
では具体的にどのように使うのがウルトラライトダウンを最大限活用できるかみていきましょう。
インナーダウンとして使い、見えないようにする
ダウンをアウターとして使うのではなくインナーとして利用します。カーディガンやベストをそのままウルトラライトダウンに置き換えるイメージです。
その上にテーラードジャケットやコートを着ることで極力見える面積を減らした方がコーディネートに取り入れやすいです。この画像くらい見えてもそこまで気になりませんよね?
大人っぽい服装と合わせる
インナーダウン自体とてもカジュアルなアイテムなので大人っぽい服装と合わせることでバランスが取りやすくなります。
たとえばインナーダウンの下にはシャツを着たり、インナーダウンの外はチェスターコートやステンカラーコートといった大人っぽいロングコートを合わると良いです。
アウターに防風機能があればより暖かい
ダウンは空気の層を作り出し暖かさを保つ効果のある素材です。でも風に吹かれたら寒いんです!そこで防風機能のあるアウターと合わせて着ることで「風が吹いても寒くならないしアウターの中はしっかり暖かい」という快適な環境を手にすることができます。
例として画像ではロロピアーナ社のストームシステムという防風機能のある素材を使用したチェスターコートと合わせています。風はストームシステムで防いで、暖かさはウルトラライトダウンで実現しています。
個人的にこの組み合わせが快適すぎて多用しています。ただチェスターコートと合わせる場合は首元が寒いのでマフラーは必須です。
最初のウルトラライトダウンはコンパクトジャケットがオススメ
見てきた通りとっても便利なウルトラライトダウン。いくつか種類があるけど最初はコンパクトジャケットの購入をオススメします。
袖がないとインナーダウンとしての効果が弱い
当たり前のようですが袖がある方が暖かいです。袖のないタイプも持っているけど袖のありなしでは結構差があります。暖かさを重要視するなら袖は必須です。
一方袖のないベストタイプは動きやすくてアクティブなシーンに適しているので、その用途が多くなりそうなら検討してみるとよいかと思います。僕はゴルフの時はウルトラライトダウンベストを愛用しています。
Vネックでインナーダウンが見えにくい
Vネックだとジャケットに沿う形なのであまり目立ちません。見えたとしても面積がそれほど広くならないので使いやすくなります。クルーネックタイプだとどうしても首元が目立ってしまいます。
また、ウルトラライトダウンのコーディネートはカーディガンの置き換えとして使うのが一番簡単に決まりやすいです。コンパクトジャケットの形はまさにカーディガンなのでイメージしやすいかと思います。
アウターの延命に最適
インナーダウンが欲しくなるという事は現状のアウターだけでは暖かさが足りない時があるのかなと思います。実際、春や秋に便利な生地が薄めのコートだと冬は戦えません。でもインナーダウンがあれば薄めのコートが冬にも使えるアウターに早変わり!
例えばキルティングのジャケットは暖かいし軽いし非常に使い勝手が良いけど、真冬の寒さではちょっと頼りない時があります。そんな時にインナーダウンがあるともう無敵です。一年中寒さに負けなしでいられます。
こんな感じでウルトラライトダウンはうまく使えば非常に便利なアイテムです。慣れると本当手放せないです。まだ体験したことないなら是非試してください。快適ですよ〜!
ではまたっ