最近広告を目にするようになった時計ブランドのTRUME(トゥルーム)。
実は腕時計のサラブレッドとも言える背景を持ち、最先端のアナログ時計を送り出すために生まれた期待の日本のブランドなんです。
今回は独自の魅力を持つ時計TRUMEの世界を紹介します。
TRUME(トゥルーム)ってどんなブランド?
まずはTRUMEが生まれた背景から紹介してきます。
TRUMEはエプソン(EPSON)が開発・生産するオリジナルブランド
エプソンと聞くと「プリンター?」というイメージが湧くかもしれません。しかし、実は時計の歴史は長く日本の誇るセイコーブランドを支え続けてきた背景があります。
TRUMEブランドを手がける、セイコーエプソン株式会社(略称はエプソン「EPSON」)では他にもセイコーブランド、ORIENTブランドの開発・生産を行っています。セイコーのアストロンなどのラインもOEM供給している実力ある企業です。
つまりセイコーの時計の多くはエプソンによって作られているのです。
世界初のクォーツを開発したのはエプソン
ここからはエプソンの実力がどのくらいなのか見ていきます。
エプソンの創業は1942年。当時は手巻きムーブメントを製造していました。実に77年にも及ぶ腕時計作りの歴史をもちます。
そして何より驚きの事実ですが世界初のクォーツ時計を開発したのはエプソンなんです。
クォーツといえばセイコーというイメージが強いですが、製品化したのはセイコーだけど開発したのはエプソンという関係にあります。
エプソンはグランドセイコーのスプリングドライブを作る高い技術力を保有
クォーツの開発にとどまりません。
グランドセイコーの代名詞とも言えるムーブメント「スプリングドライブ」を開発したのもエプソンです。
スプリングドライブといえば、クォーツ時計と機械式時計のハイブリッド型エンジンを搭載した世界唯一のムーブメントで、世界から高い評価を得ています。
エプソンという名前が前面に出てくることはないですが、セイコーブランドの裏で支え続ける確かな技術力を保有しています。
TRUMEは最高峰の技術が注ぎ込まれた日本のブランド
ここまで見てきたとおり、実はセイコーブランドの高い技術力を持つ製品はエプソンによって支えられてきました。
そんなエプソンが作った最新ブランドがTRUMEです。この背景を知ると一気に期待感が高まりませんか?
TRUMEは2017年9月に1stモデルが発売されたまだまだ若いブランドですが、背景に持つ技術力は世界最高峰という今後が楽しみなブランドです。
そのため今まで世の中に出ている時計とは一線を画すこだわりを感じる時計に仕上がっています。ここからはどんな時計なのか実際に見ていきましょう!
TRUME(トゥルーム)の最先端アナログ時計をレビュー
TRUMEのアナログ時計がどうすごいかレビューしていきます。
アナログ時計なのに超多機能
なんと言ってもTRUME最大の特徴はその多機能性さにあります。
TRUME共通で次の機能を搭載しています。この多機能ぶりには驚きしかありません。
- 太陽光発電「ライトチャージ」
- GPSセンサー「サテライトリンク」
- 気圧・高度センサー
- セラミックベゼル
- 両面無反射コーティングサファイアガラス
- 10気圧防水
- ワールドタイム
- ストップウォッチ
- パーペチュアルカレンダー
TRUMEはこれらの機能をアナログ時計で表現してしまう点が非常に面白い。
例えばCASIOのプロトレックにはセンサー計測できるモデルもありますが、アナログオンリーというモデルはありませんし、GPSソーラー時計という点でも差別化されています。
そのためこれだけの機能を実現できるアナログ時計は世界でもTRUMEしかないという世界観を実現しているのです。
また、モデルによって下記機能を搭載しているものもあります。
- 方位センサー
- ウェイポイント
- ログ記録
- エクスパンデッドセンサー(別デバイス)
※温度、紫外線、歩数、消費カロリーを計測
実はこれらの機能をすべて搭載しているモデルは初期モデルです。最初にTRUMEというブランドで今できる機能を注ぎ込んだ意欲的なモデルになっています。
初期モデル以降はデザイン性を高めたり、海空陸などのコンセプトに沿ったモデルが登場してきています。
オンオフ使いやすいデザインだけどサイズは大きい
立体的で視認性の高い文字盤はどんな使用シーンでも重要な要素です。
どんな角度から見ても時間が読み取りやすく時計としての基本的な機能をしっかり実現しています。またGPS時計なので時刻がズレないのも嬉しいポイントです。
多機能なためカジュアル感はありますが、デザインはメタル&アナログなのでビジネスでも充分使えてオンオフで活躍すること間違いなしです。
見た目からは想像しにくいほど多機能なためアウトドアシーンでその真価を発揮するのが楽しみになります。
一点だけ難点があるとすれば厚みがあるため人を選ぶ点です。
GPS時計全般に言えることなのですがサイズが大きくワイシャツやジャケットで引っかかりやすく、細腕の方には主張が強すぎる可能性があります。
こればっかりはどうしても試着して試すしかないですね。
随所に注ぎ込まれたマニアックなこだわりが魅力
技術力の高さだけではなく細かい部分のこだわりもかなりのもの。
文字盤の質感やセラミックベゼルを採用するなどパーツごとにこだわって作られたことがひと目見て感じ取ることができます。
たとえばこちらのミリタリーテイストのあるモデルではバンドに高強度のバリスティックナイロンを採用したり、金属部分はバレル研磨といって石っぽい仕上げにしたりとにかくこだわりがすごいです。
またいくつかのモデルではレザーとメタルのバンド2種類がついていて気分によって違う雰囲気を楽しむこともできます。
しかもレザーではエイジングによって表情が変わる塗装をしていたりととにかく芸が細かい。
多機能だしこだわりだらけだし、全力で男のメカ好きの心を揺さぶってきます!
そして多機能でありながらもビジネスで使えるデザインに落とし込めているのがTRUME最大の魅力だと感じます。
身に付けて楽しい時計なので長く愛用できること間違いないしです。是非今後TRUMEに注目してみて下さい。
TRUMEの時計はいかがでしたか?
最近急激にメディアの露出が増え気になった方も多いのではないでしょうか。
ブランドとしての歴史は浅いけど腕時計の歴史・技術力の高さは一級品です。
是非TRUMEを手にとって他のブランドにはない魅力を体感してみて下さいね!
ではまたっ