今回は世界一の高級実用時計ロレックスについてです。ロレックスにおいて圧倒的人気を誇るスポーツモデルの中でも、特に海にまつわる時計を解説します。ロレックスの人気モデルはどれも魅力的で欲しくなること間違いなしですよ!
ロレックス サブマリーナー
画像をみれば誰もが「あぁ、あのデザインの時計か!」と一度は目にしたことのある、圧倒的人気を誇るモデルです。僕が唯一所有するロレックスはこのサブマリーナーです。
サブマリーナーの特徴
サブマリーナーはこんな特徴をもつダイバーズウォッチです。
- 世界初のダイバーズウォッチ
- 初代から受け継がれる高い視認性
- 回転式ベゼル(1979年モデルから逆回転防止ベゼル)
- オイスターケースを搭載した高い防水性
歴史を辿るとロレックスがサブマリーナーでこのジャンルを切り開いきました。今となってはダイバーズウォッチはかなりメジャーなジャンルになりました。そこからロレックスの功績がとても大きいことがわかります。
現行のモデルでは、実用性だけではなく高級感も高まり、ある意味高級実用時計における一つの完成系となっています。
サブマリーナーの歴史
サブマリーナーの原型が完成したのは1953年頃。サブマリーナー Ref.6204が世界初のサブマリーナーです。驚くべきは60年以上前にデザインがほぼ完成していることです!
(出展:Watchpedia)
このデザインが利用しやすく、視認性も高いという実用性を重視していることが伺えます。ロレックスの哲学を強く感じるモデルです。
もちろんモデルチェンジごとに小さな変更はあります。初代と最新のモデルを比較するとより最新モデルの方が視認性が向上していることがわかります。
つまりサブマリーナーは圧倒的な完成度を誇る初代のデザインから、モデルを重ねるごとに少しずつ進化を遂げているモデルということです。
カラーバリエーションも魅力的
グリーンダイアルとブルーダイアルモデルを見ていきましょう。ゴールドやコンビになるとバリエーションが増えすぎるのでここでは色味がシルバーなものを紹介します。
グリーンダイアル
ロレックスのブランドカラーは緑。その緑を存分に用いたサブマリーナーです。実物をみると光の反射でとても綺麗なんです。黒い時計は他に持っていてもう少しファッション性のある時計を探しているあなたにピッタリ!
画像で見るよりも実際の色は落ち着いていてそれでいて主張もする格好いい時計ですよ。
(出展:ロレックス)
ブルーダイアル
僕がサブマリーナーに興味を持って調べ始めたとき、一番欲しいと感じたのがこのモデルです。サブマリーナーというザ・ダイバーズウォッチと爽やかな海を連想させるブルーダイアルとの組み合わせは完璧でした。
ただこの色はホワイトゴールドが使用されていてお値段が相当お高いんです。ステンレスの黒サブマリーナー4本は買えちゃうくらい…そして残念なことにロレックスが人気の出そうなこの配色をステンレスで出してくれる可能性はほぼゼロです。もうあとは宝くじに任せましょう笑
(出展:ロレックス)
ロレックス シードゥエラー
シードゥエラーはサブマリーナーの上位モデルにあたります。デザインも画像の通りほとんど同じであることがわかります。
(出典:ロレックス ウォッチ コレクション)
画像からだとデザインほぼ同じだと思いませんか?でも実際みてみると大きさが全然違うんです!防水性を高めたシードゥエラーは高い水圧でも耐えられるように、より堅牢なデザインになっています。重さもかなりずっしりきます!
(出典:ロレックス ウォッチ コレクション)
シードゥエラーの特徴
サブマリーナーをサイズと機能をアップしたのがシードゥエラーになります。
- サブマリーナーを一回り大きくしたデザイン
- サブマリーナーを上回る防水性能
- ヘリウムガスエスケープバルブを搭載
サブマリーナーと比較した場合のメリットは明確です。
- サイズが大きくなり存在感が増すこと
- 高い防水性を誇ること(より高機能)
という2つです。ここに惚れこめば選んで間違いのないダイバーズウォッチです。ただ、サイズが大きくなり存在感が増すということは、逆にそれがデメリットになるという点もあります。
- ビジネスだと使いにくくなる
- 細腕だと似合わない
サブマリーナーもシードゥエラーも非常に人気のあるモデルです。このあたりはあなたのキャラクターによってどちらがいいか決めると良いですね。
シードゥエラーの歴史
フランスの潜水専門会社であるコメックス社と共同で開発。当時サブマリーナーは世間から高い評価を受けていました。ただ飽和潜水の深度調査で風防が破損。それを受けより高い防水性能を得るために、コメックス社の協力を仰ぎできあがったのがシードゥエラーです。
1967年が製造開始のため、今年でちょうど50周年を迎えます。Ref.1665が初代シードゥエラーです。
(出展:Watchpedia)
こうした開発への強い想いがあったためロレックスは他社に先駆けて画期的な機能を世に送り出しているのですね。そういった意味でも、シードゥエラーはロレックスの技術と歴史の塊です。
ロレックス ヨットマスター
ヨットマスターには、「ヨットマスター」と「ヨットマスターⅡ」が存在しています。名前こそ同じようですがその実態は全く別の時計といっても差し支えないほど差があるモデルです。
「ヨットマスター」は先に紹介した2シリーズとはコンセプトが大きく異なります。ベゼルにゴールドやプラチナを用いたり、機能性よりも宝飾性に重きを置いているのが特徴的です。
「ヨットマスターⅡ」は打って変わって、このモデルにしかない機能を搭載しているのが特徴です。デザインも新しくいい意味で尖った時計です。
ヨットマスター
基本的には装飾性が高まったサブマリーナーです。ただその一言で済ますにはもったいないくらいの高級感が備わっています。ヨットマスターはヨットで休暇を楽しむような優雅なセレブ向けな時計です。
- デザイン的にはほぼサブマリーナー
- 両方向回転式ベゼル
- ベゼルにプラチナを利用
- 美しいダークロレジウムダイアル
ダークロレジウムダイアルの美しさと水色のアクセントというロレックス初の配色がクール過ぎます。この最新モデルは人気ですが、割品薄過ぎて実店舗でお目にかかることはありません。
ロレックスにおけるスポーツ×ラグジュアリーの到達点の1つです。
(出展:ロレックス)
ヨットマスターⅡ
ヨットマスターの名前を持つものの、ヨットマスターとの共通点は全くと言っていいほどないのが特徴です。デザインからして全く違います。ヨットマスターⅡはレガッタという実際のヨット競技で使える機能を備えた時計です。
- ヨットレースであるレガッタで使える機能
- リングコマンドベゼル
- 任意の10分以内のカウントダウン機能
- 誤操作に対応する早送り、早戻し機能付き
一目で見てわかるそのデザインと、斬新な機能を持つ時計はヨットマスターⅡならではです。ステンレスモデルが出たことで少し手に入れやすくなりました。まず被らない尖った時計を探している人にオススメです。
(出展:ロレックス)
ロレックス海のスポーツモデルはどうでしたか?海という一つの視点から見ただけでこれほど魅力的なラインナップがあります。画像だけではなく実物を見るとさらに良さがわかって、ロレックスが圧倒的人気を誇る理由がよく分かります。もし今回興味が湧いたなら、是非お店で試着してみてくださいね!
ではまたっ