【2021年版】Amazonと楽天で『買わないと損する』THE 神アイテムを公開

登山から通勤まで使える!モンベル『ストームクルーザー』の実力をレビュー

GORE-TEXのウェアを探しているあなたなら絶対に候補に入れるべき、モンベルの傑作「ストームクルーザー」。今回はそんな万能ウェアを登山から通勤まで使ってみたので、その良さを紹介していきます。

モンベル「ストームクルーザー ジャケット」とは?

初代ストームクルーザーが登場したのは1982年。そこから進化を続けてモンベルの看板商品に君臨しつづけるベストセラーのウェアです。

GORE-TEX(ゴアテックス)搭載のレインウェア

まず大きな特徴としてGORE-TEX素材であることが挙げられます。

そもそも名前はよく聞くけどGORE-TEXって何?というのを少し紹介します。

一言で言うなら「外からは風と水を弾き、中の蒸れは外に逃す効果のある素材」です。かっこよく言うと防水透湿素材と言います。

例えば突然こんな豪雨に降られても大丈夫!

腕を振れば全ての水を弾いてくるから浸水することはありません。それでいて汗をかいて蒸れたウェア内の水蒸気は外に逃がすことができます。

山の天気は変わりやすく突然の強風や雨に遭遇することもしばしば。

そんな天候の変化が激しい時でも快適さを保つことができる全天候対応ウェアなのです。

気候の変わりやすい山で快適ということは、日常で着てももちろん快適になります。

薄い!軽い!しなやか!

現行のストームクルーザーはゴアテックスの新素材「GORE C-ニットバッカーテクノロジー」を採用しています。

この新素材の良いところは防水透湿の機能性だけではなく、着心地を追求していることにあります。

それまでのレインウェアは機能的には優れているけど、素材がゴワゴワして動きにくかったり、動くと素材の擦れる音が大きかったのです。

この素材を採用したことでしなやかな柔らかさと静音性、そして更なる軽量化を実現しました。

特に耳障りな音がしないことで日常で使いやすくなった点が大きいです。

重さはたったの「257g」

新素材搭載のストームクルーザーは非常に軽く・薄いのでポーチに入れて持ち運ぶこともできます。

どのくらい軽いかというと、公式情報でたったの「257g」です。ポーチを入れても「269g」しかありません。

これがどのくらい軽いかというとマフラー2枚分くらいの重さしかありません。着用時に重さが気になることはまったくありません。

マフラーの重さ

細かい部分で作りこみがスゴい!

素材が優秀なだけではなくウェアの細かい作りがしっかりしているのがストームクルーザーの特徴です。ここからはそんな良さを紹介していきます。

生地の耐久性が高い裂けにくいバリスティックナイロンを採用。木の枝に引っ掛けてビリッと破れることを防げるのです。

ゆったりとした袖口で着用しやすくく、ゴム素材とベルクロによって装着感を増しています。

止水ジッパー「アクアテクト」で浸水を徹底的に排除。まず水が内側に侵入することはできません。

防風性もかなりのもの。クロスバイクで時速40kmに到達している時も風の影響を全く受けません。

至るところで絞れる仕様になっていて、隙間を最小限にすることでウェア内に雨や風が侵入することを防ぎます。

ドローコードでウェアの裾を絞ることができます。しかもこのドローコードはポケットの中から調整できるようになっているので、わざわざジッパーを下ろす作業も必要ありません。

頭や首元の隙間を絞るためには「トライアクスルフード」といって、3箇所から顔にピッタリフィットする機構を搭載しています。

着用した状態で操作できるように本当に細かい部分まで考えられていることがよくわかります。

オールシーズン使える

ストームクルーザーは登山だとオールシーズン使える必須アイテムです。

日常で使う場合も夏以外は問題なく使えます。冬でもニットみたいな保温力のある服を着込むことでコートと遜色ない暖かさを確保できます。

この便利さを味わうとオンオフ問わず使う頻度が激増しますよ!

コストパフォーマンス抜群

GORE-TEX搭載で同じ性能のウェアを探すと他ブランドでは倍近い価格になることを考えると圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。

ただ19,500円+税という価格自体は決して安いとは思いません。買う時にちょっと思い切りが必要だと感じます。

それでも手にすれば即!技術の結晶とも言えるストームクルーザーに満足すること間違いなしです。

 

ストームクルーザーのデメリット

本当にオールラウンダーなストームクルーザーですがデメリットがないわけではありません。

結構暑くなる。夏はかなり厳しい

湿気を外に逃すと言っても熱気はバッチリこもるので夏や気温の高い時に着用するには暑すぎます。

そのため夏は登山以外で使うことはほぼ無理です。登山でも暑いので、常時着用するのではなくコンパクトにしまって雨風が発生した時にパッと取り出せるようにしておきましょう。

オンで使うならジッパーを上げないとダサい

せっかく良いウェアを手に入れたらいつだって着たいですよね。オンで使う場合はジッパーを一番上まで上げて着用するのがカッコよくてオススメです。

逆にジッパーを下ろすとシルエットがクシャッとなることと、色の違う裏地が見えて一気にダサくなります。

そもそもオシャレ着ではないのでそれほど気になるわけではないのですが、ジッパーを下げると明らかにかっこよくはないです。

 

ストームクルーザーを登山から通勤までフル活用した感想

登山から通勤まで使ってみたので実際どのくらい使えるのか紹介していきます。

性能はガチ!登山だと必須アイテム

一歩間違えば危険につながる山では信頼性の高いGORE-TEXで安心につながります。

もちろん登山利用前提の性能を持っているので雨に降られても浸水することはないし、冬でも蒸れて内側が濡れることはありません。

登山でレインウェアは必須アイテム。ストームクルーザーは強い味方になってくれます。

オフならアクティブなシーンで大活躍

そんなハイスペックなウェアを日常で使うともちろん便利です。特にアウトドア、スポーツや旅行などアクティブなシーンで幅広く活躍します。

突然の雨でもフードを被ればなんてことはありません。

社風のハードル次第で通勤でも使える

通勤時にストームクルーザーを一枚羽織るだけで天候の影響を受けなくて済むのでとっても便利。

特に自転車で強い風を受ける人や、電車の寒暖差を不快に感じる人には最適です。

最近はビジネスでリュックの流行もあり、より砕けた服装が許されつつあります。ストームクルーザーでも着用しやすい雰囲気があります。

あとは社風次第です。金融業界のようにカッチリとしたところは無理なので、こればっかりは会社のドレスコードや雰囲気に大きく依存します。

ただ社風の条件をクリアできれば通勤で使うのも全然アリですよ!

モンベルのストームクルーザーはどうでしたか?

ストームクルーザーはモンベルの顔とも言えるレインウェアなので性能・信頼性は抜群に高いです。

素材面での進化もありオンでも使える仕上がりになっています。

幅広い場面を快適にしてくれるウェアなので、使える場面が多そうな人は是非検討してみてくださいね!

ではまたっ