普段個サルをするフットサル場で「個人で大会に出れる」という謎イベントがありました。興味本位でついつい申し込んでしまいましたが、結構な地雷だったので解説していきたいと思います!
大会に個人参加って何だ?
普段行くフットサル場の予約サイトを見ていたら「大会に個人参加」の文字が。その日参加できそうな個サルが別でなかったこともあり物は試しと予約してみました。
「個サルみたいに全員が個人参加して大会を行う」のかと思っていました…参加するまでは!
普通の大会が始まる
普段と勝手が違うのでよくわからず受付でビブスは受け取らないんですか?と聞いたらコートの中でお渡ししますとの回答。ふむ。こんなところから普段から全然違う。
着替えてコートに出るとユニフォームの人たちがいるんですよね。「あれ?個人参加じゃないの?あれ?」と戸惑っていました。しばらくすると「FC〇〇さんと××FCの試合をはじめます!」とアナウンスが。
なんか試合が始まりました…明らかにチーム同士の。よくわからずその試合を眺めていました。うん。結構ガチで試合をしているぞ。個人参加のまったり感なんて微塵もないです。キックオフシュートとかしているし。
判明する「大会に個人参加」の意味
僕と同じようにそわそわしている人がいたので話かけてみると同じように個人参加で申し込んだとのこと。今試合している人たちどう見てもチームだよねと同じ不安を持っていました。
不穏な空気を感じながらも暫くしたら試合が終わりました。そこでアナウンスが。「個人参加の方中に入って下さい」お、よかった!場所は間違っていなかった。でもこれってどう考えてもうちだけ個人チーム…
そう。つまり「大会に個人参加」というのは「個サル急造チームが大会の1チームとして参加する」ということだったのです。たまに大会の参加チーム数が足りないと個人参加の人を集めて1チームとして大会を開催するらしいんです。
なんてこったい。そうしてめちゃめちゃ不利な大会が始まりました。
急造チームは大変!
急造チームで簡単に勝てるほど大会は甘くはなかったです。
余裕で負ける個人参加チーム 。荒れるチームメイト。
最初の試合は本当に厳しいです。みんなどの程度ボールに触れるかわからないからどんなパス出したら良いのかもわからない。敵はみんな声出して気合十分だけどこっちは無言。
そんな探り探りで普通のチームに勝てるわけもなく初戦はボロ負けでした。チームメイトがすっごい舌打ちしているし…ヒィ!開幕から不安すぎる…
段々チームプレイも出てくる
でも2試合くらいしていると大体みんなどのくらいのスキルを持っているのかわかってきてパス回しもスムーズになってきます。試合を重ねると良いプレイも出てきてコミュニケーションも増え盛り上がってきました。
終わりよければ全て良し
負けが多かったけど引き分けになることもあり「あと一歩だ!一試合は絶対勝とう」というチームの雰囲気になってきました。
そして最後の最後で奇跡の一勝!この盛り上がりは凄かったです。急造チームとは思えない感じでハイタッチしたりと絶好調です。もう少しこのメンバーで試合したらもっと戦えるのにと思えるくらい楽しめました。
序盤はとにかく不安だったけど結果、非常に楽しむことができました!
もしまた申し込み枠があったら?
たぶん行かない!笑
メリットはたくさんある
急造チームということ以外は普通の大会と同じです。なので個サルでまったりではなくもっと真剣にプレイしたいと思える場合は向いています。今回はチームメンバーにも恵まれて非常に楽しむことができました。
- 大会ならではの真剣な空気感を味わえる
- 最初は連携とれないけど段々チームの動きになるのが楽しい
- 時間が経つと声出して本気モードになるのがいい
- 急造メンバーでどこまで挑めるか!という楽しみは新しい
- ルールにしっかり則ってやっているので緊張感がある
デメリットもたくさん
真剣にフットサルをする機会は限られているので楽しかったです。でも僕にとって一番のデメリットは個サルよりもプレイ時間が短くなることです。試合形式のため控えのメンバーがいるためローテーションする必要があるのです。
- 対戦相手はみんな普段練習している人たち
- こっちは個サル気分でまったり参加のつもりの人たち
- 最初は連携がとれずに空気があまりよろしくない
- チームメンバーにキーパーいないと大変。キックオフシュートとか多かった
- 試合形式で控えメンバーもいるから試合に出れる時間が短い
デメリットもあるけど今回は非常に楽しかったです。でも次回これだけ楽しめるかといったらそうではない可能性の方が高いと思います。場合によってはひたすらボコボコにされるだけの可能性もあります。「大会はメンバー揃えて行くもの」だなと改めて思いました笑
中々あることではないですが貴重な経験ができました。是非あなたも「大会に個人参加」という怪しい文字を見つけたら申し込んでみて下さい。今まで経験したことない不安を感じることができますよ笑
ではまたっ!