辛いもの好きでも痛い目を見ることなしの「赤から鍋」10辛。せっかくだからとかいうよくわからない理由で食べて文字通り痛い思いをしました。かなりインパクトのある経験だったので感想を紹介していきます!
「赤から」ってどんなお店?
「赤から」は名古屋発のチェーン店で、赤とうがらしと名古屋味噌をブレンドしたスープの「赤から鍋」を名物にしたお店です。
ピリ辛の「赤から鍋」はかなり美味しい
スープの味が独特で一度行くとまた行きたくなる魅力があります。野菜もたっぷりでヘルシーなのも嬉しいところ!
(出展:赤から)
フォトジェニックな方々は大歓喜
TwitterとInstagram命!みたいな人にはかなりうってつけです。写真は全部公式サイトのものを引用しますが本当にこのくらい真っ赤です!写真を見ただけで口の中で唾液が分泌されるやたら赤い写真がたくさん撮ることができますよ。
(出展:赤から)
客層や店員さんは比較的若くてノリがいい
だいたいどこの店舗も客層は比較的若いし、店員さんも若くてノリが良い人が多いです。よくも悪くも活気があるので落ち着いて食べるというよりはワイワイ食べに行くのが正解です。
「赤から鍋」選べる11段階の辛さ
辛さは0〜10まで選べます。基本的には3辛がオススメです。毎回僕が赤から鍋を食べるときは3辛を選んで食べ終わった後「辛いけど美味しかったね〜」とかまったり会話できるくらいの辛さです。
そんな美味しい鍋を選ばず、不条理に涙する鍋を食べることになってしまったので今回記事にしてみました。先に結論から言っておくと地獄でしかなかったです笑
赤から鍋 辛さの基準
- 赤0番 全く辛くありません
- 赤1番 辛いのが苦手な方に
- 赤2番 初めてで不安な方に
- 赤3番 [一番人気]おすすめの3番鍋!!
- 赤4番 少し冒険したい方に
- 赤5番 赤から通なら5番!!
- 赤6番 刺激がほしい方に
- 赤7番 暑くないのに汗が出ます
- 赤8番 辛党の方におすすめ
- 赤9番 ムシャクシャしている方に
- 赤10番 悲しくないのに涙が!!
(出展:赤から)
「赤から鍋」の10辛に挑んでみた
では実際につい先日経験したことを綴っていきます。
コース料理は至って普通。平穏そのもの
仲のいい10人位で赤から忘年会をしました。その時コース料理で飲み放題付きで4,000円くらいです。金額的にも普通の飲み会ですね。
鍋の前にも色々と出てくるのですがどれもまぁまぁ美味しいです。正直鍋に意識を持っていかれすぎてあんまり覚えていないですけど笑
赤から鍋が来た時の緊張感がすごい
そしてコース料理が出揃ったらいよいよ鍋の登場です。辛さを聞かれるのですが「忘年会だから!」という理由で無情にも全て10辛の赤から鍋を注文しました。本当男だけだとろくな飲み会になりません笑
そして実際に出てくると皆息を飲みます。
- 「うわぁ…」
- 「マジか…」
- 「誰だよこれ頼んだの…」
- 「(…お前だよ)」
- 「やめておけばよかったかも…」
食べる前から赤から鍋の秘めた狂気を感じます。
いざ!参ら…熱ッ!痛ッ!!
とはいえ食べないと始まらない!早速口につけてみると…熱っ!痛っ!!
というのが感想です。というかそれくらいしか感じないです。痛いし。熱いし。痛くなるとヒリヒリしてさらに熱く感じやすい。そしてさらに痛くも感じてもっと熱く感じてと、負のスパイラルが止まりません。
少し食べ出して半分くらいの人は10辛鍋に対してテンションがだだ下がりです。いきなりドロップアウトする人まで出てきました。
汗なのか冷や汗がたくさん出てくる
痛みに耐えながら食べ続けるストイックな仲間たち。みんな汗がドバドバ出ています。目もちょっとイっちゃっているし。
僕は何だか耳がほわ〜んとした感覚になったのですが、聞いたら他にもなっている人がいました。聴覚にも影響を及ぼしてくるとか驚愕でしかないです。
ただ野菜たっぷりが嬉しい。ホルモンも激ウマ
だんだん感覚が麻痺してくると赤から鍋本来の美味しさに気がつくことができます。野菜が多いしそこに味が染み込んでて美味しいです。あとホルモンが一番美味しい。普通に赤からに行く時はホルモンを追加して食べたりします。
個人的には赤から鍋3辛にホルモンを追加するのが一番オススメの食べ方です。10辛とか愚行でしかないです!笑
シメのチーズリゾットが激ウマ
シメはチーズリゾットにして食べることができます。それかラーメン。チーズリゾットはチーズでマイルドさが足されてかなり美味しいです。一度で2度美味しいのが「赤から鍋」の嬉しいポイントです。
ただ10辛だと米粒に唐辛子のエキスが染み込んでいて凶悪になっていたりしますが…
見事完食
なんだかんだ言って皆しっかり食べていて見事に完食することができました。最後の方は美味しくなってきたけどそれでも全然痛みが勝ります!
そんな感じでとっても達成感がある忘年会になりました。でもそれでは終わらないんです。赤から鍋10辛の真骨頂は翌日にあります。赤から鍋10辛を食べるつもりなら是非この翌日談を見てから検討してください…!!
激辛の本番は翌日の朝
今覚えば赤から鍋10辛を食べる当日なんて大したことないんです。そう、この翌日に比べたらね!
翌朝目覚めて腹痛
朝起きるとなんかお腹痛いんですよね。そして普通にトイレで特に異変もなく用を足しました。汚い話ですがこれは赤から鍋以前のやつです。
初期微動ってやつですね。P波です。
第二波からが本番。まさに火山の噴火!
そして腹痛の本番。第二波が強烈すぎました。主要動ってやつですね。S派。初期微動継続時間は5分くらいでした。
トイレに入って第一声
「お尻がボルケーノォォオ!!!(言いたいだけ)」
お尻が燃やされている感覚。お腹に何かが住んでいる感覚。お尻が痛いと叫んでいる感覚。これは完全に自分が火山になったと思いましたね。一回や二回の噴火では収まってくれないです。
一度トイレに入ると終わる。会社は普通に遅刻
一度噴火すると最後。普通にお腹が痛くてトイレから出られないです。無理に切り上げてもすぐお腹が痛くなってトイレに駆け込むことになります。こればっかりはマグマがある程度出尽くしてくれないとどうしようもないわけです。
そんなこともあって会社にはギリギリ間に合わなかったです。金曜日以外の平日に行くなら注意しておきましょう。
お尻が熱い!
ずっとお尻のことしか言ってなけど本当熱いです。本当ずっと「じわぁ」って熱さを感じます。ハロゲンヒーターになった気分になれます。
トイレの個室が埋まっている
会社に到着してトイレに向かったら個室が埋まっているんですよね。違う階のトイレに行ったらちょうど忘年会のメンバーが個室に入り埋まりました。完全に赤からメンバーがトイレの個室を占有するという非常なシュールな状況です。
翌朝は余裕を持って起きないと大惨事になる可能性があるのでくれぐれも気をつけてくださいね。
赤からメンバー被害者の声
朝出社して「赤から」メンバーと話をしたら中々みんな大変なことになっていました。
被害者の声まとめ
いい感じでみんな被害が出ています。お尻がいかに熱いかとか語りあいました。実に厳しい試合でした。
- Aくん:朝話した時点(10時)で7回トイレ
- Bくん:電車途中下車してトイレ。しかも2駅 笑
- Cくん:出社してから45分姿を消す。サッカーの前半まるまるトイレ笑
- 僕 :1日6回トイレ。滞在時間は一時間以上
是非「赤から鍋」10辛仲間になりましょう!
赤からは普通に行くぶんには安くて美味しいからかなりオススメです。ただ結構混むので事前に予約しておいた方が間違いないです。美味しく食べるなら無駄に辛くする必要もないけど、せっかくだし10辛にチャレンジしてみてはいかがですか?笑
是非お尻を燃やしてくださいね!!
ではまたっ