あなたは長時間残業にうんざりしたことはありませんか?
今回は過労死ラインを突破した危険な残業100時間の生活がどれだけデメリットがあるか、その辛さを乗り越えるための方法をあわせて紹介していきます。
あなたが残業で辛い思いをしているなら、少しでも楽になる方法を知ってもらえたら嬉しいです。
デメリットだらけ!残業100時間超えの生活は地獄
どのくらい働くと残業100時間になる?
残業100時間を超えるには、1ヶ月20営業日で考えてみると、毎日5時間残業する必要があります。
仮に9時から17時30分までが営業時間として、始業時間から仕事をした場合、5時間残業すると22時30分になります。
僕もそうですが、都内で働いていると通勤時間に1時間以上かかる人が多いです。
そうなると、5時間残業して家に帰ると23時30分を過ぎるのが日常になってしまいます。
そこからお風呂に入ったり、歯磨きしたりするだけで、日が終わります。
つまり「自分の時間」「家族との時間」をほとんど失うことで到達するのが、残業100時間という領域です。
残業100時間は休日にも悪影響を及ぼす
では、平日は諦めるとして土日は休めるかというとそうでもありません。それが残業100時間の恐ろしさなのです。
長時間残業は平日だけではなく休日にも悪影響を及ぼします。
なぜなら100時間という異常な残業時間になるという事は、会社として「それ以上、個人の負荷を減らせないヤバい状況」にあるからに他なりません。
例えばシステムエンジニアという職種であれば、プロジェクトが炎上することによって「日々の忙しい業務+火消し対応」が必要になります。
ただ他のメンバーも同じプロジェクトを担当していたり、他のプロジェクトも炎上していたりで、みんな誰にも仕事を分散することすらできないのです。
そんな緊張感の高い状況だとトラブルが頻発し、土日でも朝イチのメールチェックは当たり前で、休日でも気持ち的には全然休まらない状況に陥ります。
100時間残業は体調不良を引き起こす
100時間残業はたった1ヶ月でもこれらの体調不良をきたすようになってきます。
- 体力の低下
- ストレスで過食
- 体重の増加
- 体脂肪率の増加
- 頭痛や肩こりが常態化
- 免疫力の低下
- 睡眠不足
- 運動不足
- 生活サイクルの狂い
- 体調不良の長期化
- ハゲる
それに加えてそれほど長い残業が発生する場合1ヵ月で終わるケースと言うのも非常に稀で、長時間残業が続きがちです。
その場合、最悪大きな病気につながるケースも珍しくありません。
何よりヤバイのは心への悪影響
体に悪影響及ぼすと言う事は、表裏一体である心への悪影響も避けられません。
体力的にきついのは何とか乗り越えられるけど、メンタル的にきついのは本当に厳しいものです。
いちど負のスパイラルに突入するとなかなか抜け出すことはできません。
- 楽しくない
- イライラする
- やる気がない
- ストレスが半端ない
- 朝起きられない
- 集中力が下がる
- 生産性落ちる
- ミスが増える
- 八つ当たりする
- 転職したくなる
- 日々がどうでもよくなる
何より危険だと思うのが、こうしたメンタルの異常が続くと最終的に「なんのために生きているんだろう?」という危険な考え方が頭によぎることにあります。
通常だと考えもしないようなことが頭によぎってしまい、それを冷静に判断する能力も欠落してしまっているので非常に大きなリスクを抱えることになります。
残業100時間はデメリットだらけ
ここまで見てきたとおり長時間残業は時間を奪われるだけではなく、あなたの体と心を壊すリスクの塊です。
あなたが人生を楽しむための時間は有限です。とても残業代で買えるようなものではありません。
たとえば「趣味の時間がなくなる」「恋人/家族と会う時間が減る」これがどれだけ人生の質を低下させるか。
ここからは、そんな辛い100時間残業の生活をなんとか乗り越えるための方法を紹介していきます。
辛過ぎる残業100時間を乗り切る5つの方法
そんな異常な仕事生活を余儀なくされた場合、うまく乗り切る方法を知っておいたほうが心身ともに安定します。
実際に役に立つ5つの方法を紹介していきます。
- 無理にポジティブにならない
- マインドフルネスを学ぶ
- 通勤時間を娯楽の時間にする
- いざとなったら転職できることを知る
- 友人や家族とコミュニケーションをとる
無理にポジティブにならない
1番危険なのは無理にポジティブになろうとすることです。
特に自己啓発本などでは、根拠もなく「ポジティブになれば何事もうまくいく」という耳あたりの良いメッセージが発されることがありますが現実はそんなに甘くはありません。
気持ちに浮き沈みはあるしポジティブになれないのにポジティブになろうとすると逆にメンタルの不安定さを招くリスクだってあります。
もし気持ちの整え方を知るためには心理学のように実験結果を伴う実績のある手法を学ぶ方が間違いありません。
例えば精神的な安定さを得るという観点では、アドラー心理学を学ぶことは有効です。
特にこの本は物語形式だから頭に入ってきやすいのでオススメです。「存在価値」という概念を学ぶことで精神的に安定しやすくなります。
マインドフルネスを学ぶ
最近Googleの研修プログラムで一躍有名になったマインドフルネス。これもまた研究によって有益であると認められているものです。
マインドフルネスとは「今この瞬間に意識を向けること」を指します。
初めて聞いた時は「たったそれだけのこと?」と思うのですが、僕たちの生活は情報に溢れ意識が散漫になることは多々あります。
特に長時間残業している状態が続くと、曜日感覚もなくなる日々を過ごしてしまうことが多くなってしまいます。
そこで、マインドフルネスによって自分の意識を取り戻すことで、気持ちのコントロールがしやすくなるのです。
この本はタイトルから想像できないのですが物語形式でマインドフルネスを学べます。
ダイエット本としてではなくマインドフルネスの本として見ると非常に優秀で、毎回のご飯を美味しく食べれるようになったり、日々の幸せを見つけやすくなります。
通勤時間を娯楽の時間にする
通勤時間が1時間以上ある人は絶対に通勤時間で気分転換をすべきです。
「本を読む、音楽を聞く、動画を観る、ゲームをする」どれでも良いのですが、一時でも仕事を忘れて楽しむ時間を作り出すことが超大切です。
残業続きのときは受動的に情報が入ってくる動画や音楽が最適です。アニメやドラマを見て毎日次のエピソードが楽しみな状態をつくるのも良いですね。
もしあなたが動画視聴サービスに加入してい場合は、月400円で動画見放題&音楽聴き放題のAmazonプライムか、時間がなくてもスマホで倍速再生ができるU-NEXTがオススメです。
いざとなったら転職できることを知る
100時間という異常な残業時間になっている時点で会社への不満はかなりのもの。
こんな理不尽な残業時間が続くなら誰だって辛いし逃げたくなるのは当たり前でしょう。
だからこそ気持ちの面で逃げ道を準備しておいてあげる事はとても大切です。
転職サイトに登録すれば、今は売り手市場で意外と簡単に転職できるということに気がつけます。
「最悪、今すぐにだって会社を辞めても大丈夫」と思えるだけでかなり心に余裕が生まれるのです。
精神的にまいっているときは動画を見るよりも転職サイトを眺めている方が楽しいと言う状況になったりします笑
転職サイトは数あるけど、求人数、実績、満足度No.1のリクルートエージェントに登録しておけば間違いないです。
友人や家族とコミュニケーションをとる
最後は心の許せる友人や家族とコミュニケーションをとることの大切さです。
仕事で成果を上げなくても、辛い状態でも、嫌なことがどれだけあっても、ただ自分の存在を受け入れてくれる人がいるということがどれだけ大きな心の支えになるのか肌で感じることができます。
通常の状態だと当たり前すぎて友人や家族のありがたみを感じる機会はなかなかないですが、辛い時だからこそ、その存在の大きさに感謝して支えられてることに気がつくことができます。
ぜひ辛い時こそ自分から友人や家族とコミニケーションとってみてください。
それだけで「会社なんかそんなに優先順位高くない!他に大切なものはいくらだってある!」と考えることができるようになりますよ。
あなたの役に立ちそうな情報はありましたか?
社会人だと意図せぬタイミングで長時間残業せざるを得ないタイミングがきますが想像以上に体と心が疲弊します。
是非今回紹介した方法を活用して、あなたにとってより良い生活につなげてくれればと願っています。
ではまたっ