ユニクロからアレキサンダーワンとコラボしたエアリズムが登場しました。
エアリズムという名称は使っているけど、今までのエアリズムとは一線を画すアイテムになっていました。何が進化したのか?紹介していきます。
「アレキサンダーワン」とコラボしたユニクロのエアリズム
アレキサンダーワンは今熱い若手ファッションデザイナーです。
ユニクロとのコラボは2回目。前回はヒートテックを使った2018年秋冬。
2019年春夏の今回はエアリズムを使ったアイテムがラインナップします。
エアリズムの高い機能性にデザイン性をプラス
エアリズムはこれら多くの機能性を搭載していますが、今回のコラボではそれに加えてデザイン性がプラスされました。
- 吸湿・放湿で汗による蒸れをコントロール
- いつでもドライな環境を維持
- 触れたときにひんやりと気持ちいい
- 抗菌機能があり臭いのもとになる菌を抑制
- ストレッチ性が高くて動いても快適
表地はコットン、裏地がエアリズムのハイブリット仕様
肌に触れる裏地は機能性の高いエアリズム生地を。人目に触れる表地は自然な見た目のコットン生地を採用しています。
この素材によって見た目の風合いがより自然に仕上がっています。
それに加えてアレキサンダーワンによるデザインがプラスされたことで、Tシャツなら一枚で着れるような見た目に、下着はカッコよく誰にでも見せられるようにアップデートされました。
「ユニクロ×アレキサンダーワン」のエアリズムをレビュー
実際に着用してみると良いところ・悪いところが見えてきたので紹介していきます。
デザインと機能のバランスが良くて使い勝手抜群
綿とエアリズムの組み合わせなのでサラサラして着心地が良いです。
加えて普通の綿のような自然な見た目のためコーディネートしやすくなっています。
例えばこんな感じで軽いアウターと合わせるだけで街着が完成します。
しかもエアリズムの機能性があるため快適に過ごせます。
下着も主力として活躍できるバランスの高さを持っています。
唯一、下着のユニクロマーク(■■)はTシャツくらい少し小さくしてくれたらなお良かったのに!
全体を通してみると日常使うには充分な機能に加えて、人前で堂々と見せられるデザイン性を備えています。
デザインと機能性のバランスが良くオススメできるアイテムです。
機能性は通常のエアリズムに劣る
ただしそんなアレキサンダーワンとコラボしたエアリズムにも弱点があります。
一点だけ気をつけておきたいのが、綿をメインに使っているためエアリズムの機能性が弱いことです。
7割が綿と、通常のエアリズムと大きく素材が異なっていることがわかります。
左が今回のコラボ版エアリズム。右が通常のエアリズムです。
綿の比率が高いことによって水分が乾くまでのスピードが通常のエアリズムと比べて遅く、汗をたくさんかくスポーツシーンで使うのは厳しいです。
普段着として使うには充分な機能性があるのですが、そこは用途に分けて使い分ける必要があります。
【まとめ】「ユニクロ×アレキサンダーワン」のエアリズムは”使える”
今回のコラボ版エアリズムは非常に可能性を感じるものでした。
通常のエアリズムよりデザイン性が高いのが最大のメリット
通常エアリズムと言うとテカテカしていかにもインナーといった見た目のため、人目につかないように着用するのが基本でした。
それがより自然な素材感になったことでTシャツ一枚で着れるようになりました。
用途に応じて通常ラインのエアリズムと使い分けを
一方エアリズムと名前はついているものの、どちらかと言うと「日常使えるスタンダードのウェアをベースに、エアリズムの機能を少しプラスしました」というアイテムです。
そのためスポーツ用途の場合は機能が不十分なので、その場合は通常のエアリズムをオススメします。
逆に日常の用途のみで考えるのであれば十二分に活躍するエアリズムに仕上がっています。
ユニクロのコラボとしては少し影が薄いけど”使えるアイテム”なので、是非あなたもコーディネートに取り入れてみてくださいね!
ではまたっ