え?仮面ライダーってこんな感じなの?!初めて仮面ライダーデビューしたのが今Amazonプレイム向けに配信している仮面ライダーアマゾンズでした。とにかく酷かった(褒め言葉)ので感想をつづります。
(出展:東映)
仮面ライダーアマゾンズとは?
仮面ライダーアマゾンのリブート作品
昔あった「仮面ライダーアマゾン」からストーリーを変え全く異なる作品として新しく生まれ変わった仮面ライダーが「仮面ライダーアマゾンズ」になります。名前がややこしいですね。
Amazonプライム向け限定で配信しています。これだけの内容のドラマを独占して配信するAmazonに驚きです。
ひとこと感想
僕がこの作品を一言で例えるならこう言います。
「バイオハザード 仮面ライダーエディション」
観た人なら絶対共感してくれると思うんですよね。だいたいそんな内容の話です。
仮面ライダーアマゾンズは完全に大人向き
仮面ライダーって子ども向けというイメージが強かったけどアマゾンズに関しては完全に大人専用です。子どもには1話も見せてはいけません笑
設定からしてエグい
某製薬会社が「アマゾン細胞」という人工細胞を研究しており、事故によって4000体の実験体が脱走して世に潜伏してしまった。
アマゾン細胞を持つものは人間のタンパク質を好む性質を持っている。ある腕輪で押さえ込んでいるが腕輪の効果が切れると超人的な力を持つ怪物になってしまい人間を捕食するようになってしまう。怪物になってしまったものはアマゾンと呼ばれる。
そうですね。完全にアンブレラ社のTウイルスですね。バイオハザード感がすごいです。
敵も味方もアマゾン
アマゾン細胞によって怪物化してしまうアマゾンたち。実験体は4000体もいるから街ではどんどんアマゾンが誕生しています。基本的にはこのアマゾンたちを駆除するストーリー展開となります。
そんな中アマゾンを全て排除しようとするアマゾンが現れます。これが仮面ライダーアマゾンズですね。
ストーリーが重い
話の本筋はアマゾンを退治する組織の活動がメインです。組織の人たちは普通の人間なのでひ弱でアマゾンとの戦闘でリタイアするメンバーが次々と出てきます。
そんな中とあるタイミングから組織にアマゾンの味方が加わります。味方といっても意志が薄く、組織の邪魔をしたり味方を襲おうとしたりと実に厄介なのです。
組織の人間たちが不憫でしょうがないです。
演出がエグい
「アマゾン細胞を持つものは人間のタンパク質を好む性質がある」という時点でいい予感がしないですよね。おそらくあなたが考えた通りの展開になります。
また敵味方攻撃するたびに変な液体が飛び散ったりします。でも作りがかなりチープなのでエンターテイメント感がありグロいのが苦手な人でも観ることができる印象です。あえてリアル感を抑えているのかな?とも感じますね。
そもそも仮面ライダーじゃない?
いや、本当いまさらなんですけどね。仮面ライダーって単語は一度たりとも出てこないです。それどころか虫って呼ばれているくらいですからね。いわゆる正義の味方像の仮面ライダーはどこにもいません。
見た目は仮面ライダーのゾンビ映画だと思っておいた方がいいかもしれません。
見所は七羽
赤い仮面ライダーアマゾンの仁と一緒に住む不思議女子です。仁と狭い部屋で一緒に住んでいて何話してたかは覚えていないけど可愛かったです。そんな七羽が可愛くてなんとか最後まで見続けることができたと言っても過言ではありません。
ホラー+美女のセットは完全にB級映画の特徴ですよね笑
オススメはできない!でも謎の中毒性がある
オススメは全くできません。
基本的にはチープな印象があります。新しい事実が発覚しても予測できる内容が多くて驚きは薄め。それでもつい一通り観れたので謎の魅力はあります。
それと最後にどうでもいい話をひとつ。
主人公は変身するとき「アマゾン」という声をだしベルトをひねって変身します。最後の方になるとどんどんテンションがインフレしていき
「うぉおぉおおおおおおぉおおおおあああぁぁぁむぁああああああぞおおおおぉぉぉんんん!!!!」
みたいにヒートアップします。ただテンションが上がっても何もかわりません笑 でもそのハイテンションがかなりツボでいちいちAmazonで注文するとき
「うぉおぉおおおおおおぉおおおおあああぁぁぁむぁああああああぞおおおおぉぉぉんんん!!!!」
「ポチっ」
とやってみたくなる衝動があります。これがAmazonの周到な作戦なのでしょうね(違
初めてちゃんと観た仮面ライダーだったけど確実に普通の仮面ライダーとは違うものだったと思います。朝からこんなヘビーな展開だったら間違いなくクレームの嵐です。ただ需要が結構あるのかシーズン2までやっています。酷評しつつシーズン2も観るので終わったらまた感想を書こうと思います笑
ではまたっ