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Cartier『カリブル ドゥ カルティエ』初のメンズ専用時計レビュー

カルティエが2010年に発売した「カリブル ドゥ カルティエ」はカルティエの時計史に大きな変革をもたらした時計です。華奢なイメージのカルティエから登場した色気のあるメンズ専用時計は必見です。

 

カリブル ドゥ カルティエ(Calibre de Cartier)とは?

カルティエが2010年に発売した「カリブル ドゥ カルティエ」を早速見ていきましょう。

カルティエがメンズ向けに本気を出した時計

カルティエは2010年まではタンクなどユニセックスの時計がメインでした。

そのため華奢で知的な印象のある時計のみがラインナップされていました。それはそれでカルティエらしい印象でよかったのですが、「カリブル ドゥ カルティエ」の登場によってそのイメージは大きく変わることになります。

2010年に発売された「カリブル ドゥ カルティエ」はカルティエ初のメンズ専用時計なのです。

どことなく知性を感じさせる時計でありながら男らしい重厚さを手に入れたのが大きな特徴です。

自社ムーブメントを搭載

2010年はカルティエが自社ムーブメントを開発した年でもあり「カリブル ドゥ カルティエ」にも搭載されています。

近年時計メーカー各社は自社ムーブメントの開発に力を入れてきましたが、カルティエも同様です。

デザインだけでなく時計好きも満足させられる自社ムーブメントを手に入れたカルティエに死角なしです。

発売当初は少し斬新なデザインだなという印象を受けたこの時計も、2018年現在では見慣れたカルティエの顔になりました。

 

「カリブル ドゥ カルティエ」レビュー

それでは実際に「カリブル ドゥ カルティエ」を使ってみたレビューをします。

今回は時計レンタルサービスで一ヶ月借りて、その良さをたっぷり堪能しました。

時計レンタルサービスのKARITOKE(カリトケ)

オンオフ使いやすいデザイン

カルティエの時計の中では比較的カジュアル感の強いデザインになっています。

12時位置のローマンインデックスが特に印象的です。ただこれだけ独特なデザインをしていながら上品さを失わないのがカルティエの素晴らしいポイントです。

上品さと白文字盤によってオンで着けるにもバランスを取りやすいのが特徴です。

細かい部分も抜かりなく高級感を演出

高級感は細部にこそ宿るものだと思います。カルティエの時計は時計専業メーカー顔負けの作りこみです。

例えば青く輝くリューズ。これはスピネルという宝石を使っています。宝飾ブランドらしく他のメーカーとは一線を画すデザインです。

光沢とマットのあるパーツを組み合わせてアクティブな印象も受けるバンドです。

実際に装着してみるとバンドの作りが良くて安定感があります。細かい部分だけどバンドは品質の差が出やすいパーツなので作りが良いのは好印象です。

両開きのバックルが採用されています。着脱時落下しにくいし装着感の向上にも一役買っています。

サイズが大きい

42mmの大型サイズ。僕の場合は完全にオーバーサイズの印象です。

42mmで大きいと感じた人は38mmのモデルもあるのでそちらを選ぶと良いです。時計は非常に魅力的だけどサイズには要注意です。

「カリブル ドゥ カルティエ」正面から

重量感たっぷり。人によっては慣れが必要

腕時計としては重い160gです。重い時計に慣れていない人からするとかなり重く感じると思います。

使いやすい万能なデザインだけど重さとサイズの大きさでどうしても人を選ぶのがネックです。

どんな場面でも使いやすい万能時計

オンオフ使えて季節も一年中使いやすいから、「カリブル ドゥ カルティエ」を持っていればこれだけでいいと思える魅力があります。

なんというか万能なんですよね。どのシチュエーションで着けていても違和感なく馴染む時計はなかなかあるものではありません。

カルティエが本気で作ったメンズ専用時計はかなりのオススメでした。将来的には38mmの「カリブル ドゥ カルティエ」を手にしたいと考えています。

 

今回はKARITOKE(カリトケ)で一ヶ月借りてみたけど返却するとき非常に寂しかったです。

カルティエの時計を検討している人は是非身につけて検討してみてください。すぐに良さを体感できると思いますよ。

ではまたっ