まだまだ聞き慣れない人が多いXiaomiというメーカーのイヤホンレビューです。あまりにクオリティが高くて、数年間はこのメーカーを使い続けることになるなという衝撃がありました。今回はそんな驚きのイヤホンを解説します!
Xiaomiってどんなブランド?
とてもシンプルに言うと中国のApple的なブランドです。ホームページを見るとApple感が溢れているのが確認できると思います笑
スマートフォンメーカーとして市場に参入したのは2011年ですが、急激に成長しています。日本ではあまり知名度がありませんが、現地で圧倒的な人気を誇っています。iPhoneと似たようなスペックで値段は半分という点がセールスポイントです。
僕はテレビの特集で見てたまたま知ったのが最初です。その時、こんなに人気があるんだ!!とビックリした記憶があります。売上119億ドル(2015年)ってめっちゃ大企業じゃないですか!!
Xiaomi Piston2はこんなイヤホンだ
それでは入れ物から使用感まで見ていきましょう!
レビューするものはコチラです。
入れ物からオシャレ!
こういうオシャレでシンプルな入れ物ってとってもテンション上がります。「良いイヤホン感」が出ていますよね。ただ「あれ?色白くしたらどこかで見慣れたデザインのような…」とは思います笑
中にイヤーピースが入っているので、耳のサイズにあわせて使えます。この写真を見てほしいのですが、標準で付属している形の違うイヤーピースを左右の耳で使っています。単純に耳にしっくりきたからそうしていますが、どっちがどっちの耳か分かりやすくなるので便利に使えています。
本物か判定するQRコードが斬新!
箱から出すと、イヤホン本体にQRコード付きのシールが貼られています。それを読み取ることによって、本物か偽物か判断することができるようになっています。
恐らく偽物が多く出回るため、この様な対応をしているのだとは思いますが、とても斬新なシステムだなってついついキャプチャーを取っていたのがこの画面です笑
「やったー!本物だよ!!」
このテンションは中国メーカーならではななと思いました笑
大問題の音質!
これは本当に問題アリです。何が問題って、音質が良すぎて「もうこのメーカーのイヤホンがあればいいや」と思っちゃうんです。低音もよく出ますし、それでいて中音域も綺麗に鳴るため、本当にオールマイティに使えます。
食レポ的に言うと、「濃厚だけど、後味はさっぱりしていて、手が止まらなくなるぅ〜」みたいな感じです笑
これより音質の良いイヤホンを買おうとすると、樋口一葉さんでは収まりませんね。福沢諭吉さんを準備しないといけなくなります。そのくらいいい音鳴らしてくれちゃいます。それだけよくて2,350円!!(2017/03/29現在)
まさに価格破壊という言葉がぴったりです。
マイクの音質も良さげ!
iPhoneで通話する時、そのままで聞こえにくい時はこのイヤホンを着けて会話しています。大分聞き取り易くなりますし、相手からも会話で聞き返されることがないです。なので通話でも結構大活躍しています!
ただし弱点もあるよ!
- 左右の見分けがつきにくい
- iPhoneだと音声コントロールボタンが効かない
左右対象のデザインであるため、本当見分けつきにくいです。僕はたまたま耳の使用感的に左右違う形のイヤーピースを利用しているため識別できますが、同じものを使うと毎回ちょっと戸惑うと思います。
ボタンに関しては、正直iPhone用で作っているものでないのでしょうがないかなとは思います。再生/停止ボタンは問題なく利用できるため、音声調整するときだけは本体を操作しています。
将来的には日本でも普及するブランドになるんじゃ…
どう見てもXiaomiの製品はかなりアップルを意識(というかパク…)しているんですけど、将来日本でもどんどん普及が進むんじゃないかなと感じました。
それだけのコスパの高さ。値段が安いだけではないしっかりとした製品です。中国メーカーというだけで、安かろう悪かろうというイメージを持つ人って多いと思います。僕もそうでした。
でもこの製品でイメージがガラッと変わってしまいました。今までは、日本が安くていい製品を作ってきた様に、残念ながらこれからは中国がその役割を担うのかなと思いました。
最後はちょっとイヤホンの話から外れましたが、本当にいい製品だと思います。興味のある人は是非試してくださいね!